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★ 今日が最後の50代。
59歳で踏ん張っていたけど、それも明日で終わる。
また1つ歳を取るだけのことなんだけど年齢の節目としての意識は意外に大きい。
企業では定年だし、社会的には現役から引退へ、という風潮だ。
でも実はこの日が来ることを若い頃からわかっていて、
「その時に『引退』になるのは嫌だ」
という非常に強い拒否反応があった。
「60歳の時にまだ目標に立ち向かっていたい」
と思っていた。
サラリーマン生活が嫌だったわけでもないし、元会社が嫌だったわけでもないし、仕事はむしろやり甲斐があって楽しかった。
ただ、60歳で「引退」になるのが嫌だった。
自分の好きなことを自分がやりたい限り続けたいと思った。
そのためには自分でやるしかないと思った。
それで起業した。
マレーシアに赴任したのは31歳だったが、その時にはすでに起業の準備を始めていた。
マレーシア、タイと慣れない土地での事業は大変なことばかりだけど、自分で選んだ道だから頑張るしかない。
そして明日が20代の頃から想像していた60歳だ。
だからまだ目標に立ち向かっていく。
今年定年を迎えるサラリーマン同期よ、まだまだ一緒に何か楽しいことを始めようぜよ。