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2018年04月19日(Thu) 昭和歌謡

今、昭和歌謡にハマる10代、20代の若者が急増しているらしい。

「ダイレクトじゃない言葉に思いが込められた歌詞がいい」

「歌が魂に響く感じ」

若者たちは、リズムの上にありふれた言葉を乗っけただけのJポップに飽き始めているのだ。

そもそも日本のミュージックシーンをダメにしたのは小室哲哉を担ぎ出した音楽ビジネス業界自身だ。

洋楽を模倣したスタイルに当時の若者たちが飛びついて、歌番組には家族で聞ける歌がなくなった。

そして歌番組が消えた。

しかし、どんなに日本人が洋楽を模倣しても、ダボダボの服を着て指を立てても、本物にはなれない。

街頭インタビューで女子高生が

「今の歌って、歌詞がウソくさい。でも昔の歌って、歌詞が本音で書かれているような気がする」

と答えた。

平成生まれの若者たちは、元気になる「音」より歌詞のある「歌」を求めるようになってきたのだ。

懐メロではなく、◯◯(平成の次の年号)歌謡というジャンルがこれから立ち上がるだろう。

そして「ザ.ベストテン!」のような家族全員で観る歌番組が復活するかも知れない。