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★ 昨年くらいからオイラの会社でも取り組み始めてきた人工知能(AI)。
最近は世界的にこのAIが天使か悪魔か、議論が盛り上がっている。
SFの世界で見た光景が現実の世界と重なってきた。
映画で見たこの問題の帰結は、AIに滅ぼされた人間社会や文明の中で生き残った少ない人間がもう一度立ち直ろうとする希望の夜明けだ。
激しい戦闘シーンはないけれど(そう思いたい)、少なくとも小さなストーリーは現実社会で始まっている。
タクシーやバス、トラックの運転手という職業は、AIによって滅ぼされる。医者や公務員、銀行員、ショップ販売員と言った仕事も滅ぼされる。
ダメージを受ける人間や家庭は必ずある。悲劇が起こるかも知れない。
でも、たぶんそこから起き上がる人間たちは必ずいて、新しい希望も生まれる。
一方で、そんな悲劇が分かっているなら今から人間はAIを捨ててしまおう、という意見や議論もたくさんある。
AIはなかったことにして、深い山奥の洞窟に封印して誰も開けられないようにしてしまおうと。
しかしオイラは思うのだ。
人間の「あの海の向こうに何があるんだろう?」という知的好奇心を人間自身が抑え込むなんてことができるんだろうか、と。
原始時代から人は森の中へ入り猛獣に食われ、砂漠に踏み出して餓死し、海に漕ぎ出して藻屑になってきたのだ。
人工知能と人間が共存する世界はいったいどんな世界なんだろう。
オイラはそこに行って見てみたい。
その時、オイラはこの地上にいるだろうか。
Junさんはチラッと見ることが出来るでしょう。あと30年生きたら。私は残念ながら時間切れです。<br>AIというパンドラの箱は開いてしまって、もう閉めることはできません。どこまで行っちゃうのか、誰も予測できないでしょう。
>kaobal<br>そうねー、30年後は今の世界とだいぶ違うだろうからね。なんとか生き延びたい。そう、今、人類でAIの将来を予測できる人は一人もいないですね。人類史上最大の変革の波を少しだけ感じられる時代に生きることができてよかった。