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★ 全く経験したことのない深刻な人的リソース不足。
特にIT系エンジニアは日本でもタイでもマレーシアでも採用が極端に難しい。
逆に国を挙げてIT系エンジニアを育成しているベトナムではその人材が溢れ、それを活用して海外からのプロジェクトを請け負うオフショア会社が乱立している。
ここまで人材が確保できないとIT会社同士ももう競合なんて言ってられなくて、お互いのリソースを共有し合ってプロジェクトをこなして行くしかない。
最近はベンチャー同士の近況報告は
「今、そちら何人いる?」
みたいな(笑)。
マレーシアの某日系ITベンチャーの社長が
「お互いにリソース被らないように、ウチがデザイナー採用できたらそちらがプログラマ採用するみたいに効率化しません?」
なんて提案を真面目にしてくるご時世なのだ。
勢いエンジニアの給料は高騰。
マレーシアでは新卒に毛が生えたような20代前半でRM5,000〜6,000は当たり前なのだ。
仕事があるからとこのタイミングで高給取りをかき集めてしまうと、仕事が止まった時に固定費に押しつぶされて倒産なんてことになるから、ここの判断はヒジョーに難しいのだ。