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★ オイラの家に戻ってきてから外出ができなくなってしまったキンジョーは我が家で一緒に夕食を食いながらビール3本と焼酎を2、3杯飲んでから
「Junさん、まだ体力あります?」
と言った。
「ない」
と出張疲れもあったオイラは即答。
シャカリキで働いている娘婿のヒデが店に飲みにおいでと誘ってきたらしいのだが、怖くて一人で深夜のスクムビットに出ていけないと言う。
体力も酒量もまだ余裕のあったカミさんが
「じゃ、私が付いて行ってあげるよ」
と言い、キンジョーは「お母さん」を連れて飲みに行く格好になる。
キンジョーはシャカリキでビールの大ジョッキをさらに爆飲みし、千鳥足で帰ってきた。
帰ってきてからカミさんに
「ご飯食べてもいいですか?」
と、残り物でご飯を2杯食べ、その後にまたビールを飲んでリビングで眠ってしまった。
翌朝ソフトボールで早朝に叩き起こすと、オニギリを3つ食べ、よくわけのわからないままグラウンドで3時間、3試合をこなす。
グラウンド中に通る声で他チームの選手たちも沸かすところはさすがプロの芸人だ。
「昨日シャカリキで飲んだ帰宅後にご飯2杯食ってまた飲んだよね」
という話をしたら、ご飯を食べたのは全く記憶にないと言う。
人間記憶が飛ぶほど酔っていて2杯メシ食えるもんかね?
こんな酒飲みのキンジョー、両親、弟、妹の五人家族の中では一番酒に弱いらしい。