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★ 朝食の食卓で奥にあった納豆の小皿を手元に持って来るときに味噌汁椀を手前にひっくり返して惨事を引き起こす。
最近、手元が不器用になったなーと実感して少し凹んでいるタコ社長です。
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昨日はサーチ(検索)エンジン開発会社社長の武井さんが出張で来ていたので、ナミ、ユキとスペイン料理屋でクリスマス忘年会。
武井さんは昨年3回目の結婚をして、今年初めての子供を授かった。
その女の子に「サーチ」という命名をした根っからのサーチエンジン技術者だ。
彼が「最近スタッフが自分の言うことを聞かない」と嘆いていたので、その原因を分析して一つの結論を得た。
彼は最大値で150kgという体重を持った巨漢で、自称「完全なるデブオタ(デブのオタク)」だった。
それでも起業していわゆるIT長者となる。
3番目の奥さんはジュリアード音楽院で声楽を学んだ世界的な歌手で、昨年は可愛い女の子も授かった。
その家族と港区の5LDKのタワーマンションペントハウスに住み、彼自身は世界中を自由に飛び回っている。
リア充の中のリア充だ。
それでも彼には「デブオタ」というハンデがあった。
だから人は「まあいいか」と彼の言うことを聞いた。
だって、どんなに頑張っても所詮デブオタだもの、という優越感が聞く側にあった。
ところが、この1年、彼はフィットネスに精を出し、身長180cm、体重70kg、ウェスト26インチという長身でシュッとしたモデル体形を手に入れてしまった。
デブオタではなくなった。
「そもそもそんなヌケのない奴の言うことなんか聞きたくないよ」
ナミもユキも口を揃えた。
「そ、そうか、オレは今ヌケのないリア充と見えるのか・・・」
大変なことを悟ったと言う武井氏。
ヌケを取り戻すために、これから再びデブオタを目指すか、それともJunさんみたいにハゲを目指すか、それを彼ら3人で相談し始めた。
え、なになになに。。
オレはハゲのせいで人が話を聞いてくれていたのか・・・
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そう言えば昨日も見知らぬ人に拝まれたからな。
ハゲが良い。デブは不健康。
>もとママ<br>だよね〜。ハゲはいいよね〜。