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★ 昨日はお初にお目にかかる日本のベンチャー企業の社長&スタッフと打合せを兼ねてランチ。
日本からタイ、マレーシア進出を目論むベンチャー企業は引きも切らさず。この3年間でもう数十社にはお会いしただろうか。それでも足場を固めて進出実現させる会社は今のところ数社。軌道に乗るところまで行っている会社はまだ1社もない。
タイもマレーシアもベトナムもインドネシアもそれぞれの市場でビジネスをしていくことはとてもタフなことだ。
一つの国、一つの市場にはそれぞれ異なった環境、条件、事情があり、それを克服しながらビジネスを立ち上げ、軌道に乗せるのは日本で会社を立ち上げるのと同じように、いやもっと大きな精力が必要だ。
だが、多くの会社はアジア、アセアンで一つの市場環境があるかのような勘違いをする。
いとも簡単に複数の国に同時に拠点を設け、1人の「海外担当者」に全部をハンドリングさせ、ビジネスを始めようとする。
そして立ち往生するのだ。
無知なマスコミがまた煽るからいけない。
「今、アジアのビジネスが面白い!」
面白いの前に「辛いけど」をちゃんと入れないと(笑)。