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★ 大した事故ではないんだけど、おまわりさんのいる交差点で横からバイクにぶつけられた。
ぶつけたバイクはすぐに行ってしまった。
「だいじょぶ?」
と声をかけてくれただけで終わった。
オイラのスクーピーは前のカバーに被害が出たので、そのままHONDAに行って交換修理。
オフィスに着いて、痛む足を見たら、血が出て腫れていた。
スタッフがよってたかって消毒液を付けるので、飛び上がるほど痛かった。
★ 10月1日に入社した男性スタッフが月末のサラリーをもらった翌日から会社に来なくなった。電話を入れてもコンタクトが取れなくなっている。
今朝の幹部会議でうちのスタッフたちはこの男性スタッフが退社したものとして仕事の割り振りを調整している。
いやいやいや。
「緊急事態とか、健康上の問題とか、来ない理由が他にある可能性だってあるでしょ。自宅に電話を入れたら?」
と提案するオイラに対して
「いえ、辞めたんです」
いやいやいや。
「こんな辞め方ないでしょ。辞めるにしても電話一本すればいいことでしょ?」
「いえ、タイ人はこういうの、ノーマルなんです」
確かに前にもこういうことは何度もあった。
入社日に連絡もなく現れない。連絡もつかない。
働いていても突然来なくなって、連絡もつかない。
とにかく黙って縁を切る。
現象としてはタイ人によくある「ノーマル」なできこと。
黙って縁を切ることで必ず迷惑をかける人たちがいるわけだから、心が咎めたりするでしょう、人間なら。
たった一本の電話をすれば済むことなんだから。
「でも、タイ人はそうなんです。良くないことですけど、それがノーマルなんです」
.
積み上げても積み上げても鬼がやってきて全部崩していく。
★ ロックな夜を過ごす男になろうと思い立ったのに、このところ前よりさらに早く眠くなってしまう。
一昨日は、夜9時に眠くなってベッドに横になるやいなやコテンと寝てしまったし、昨日も10時には寝てしまった。
病気ではないだろうか?
Dr.Houseによると、「アフリカ眠り病」という怖い病気があるが、これはアフリカでツェッツェッバエに刺されないと発病しない。
ネット相談室を調べてみたら、
「夜すぐ眠くなり困っています。夜12時には眠くなってしまいます。どうしたらいいでしょうか。」
なんじゃ、そら・・・
夜9時のオイラはどーなるんだ、おい。
そういった相談の回答はたいがい
「気づかないうちに疲れが蓄積しているんでしょう」
というもので、週末などにゆっくり休んだり、昼寝をすることを推奨している。
気づかぬうちにと言うが、疲れがたまるほど仕事してないしなー。
★ 昨晩は取引先の日本人二人とスクムビットの居酒屋で飲み会。
相手の二人はタイ洪水で民衆が食料備蓄に走っていた頃、酒備蓄に奔走していたというなかなかの酒豪。
オイラもバンコク酒豪の会会長だが、アフリカ眠り病の疑いもありちょっと心配だった。
ところがビールと焼酎を三人で0時過ぎまで飲み、大いに楽しむことができた。
アフリカ眠り病もアフリカへ帰ってしまった。
帰り道では憧れの酔っ払いおやぢアイテムをゲットできた。
まず、
鼻がちょっと赤い。(ハゲ頭まで赤かったと思う)
鼻歌が出る。(70年代歌謡曲だ、当然)
右へ左へふらふらと千鳥足。(これは得点の高いアイテムだ)
午前様。(玄関を入ってお〜いご主人様のお帰りだぞぉ ヒックと大声で叫びたい)
常々やってみたかった旧き正しい酔っ払いおやぢの姿。
★ 「付き合ってるタイ人の彼女が『あれ買って』『これ買って』ってけっこうねだるんだよ。これってどうなのかなぁ。まあ500バーツとかね、大して高いもんじゃないんだけど」
と、バンコク一人暮らしのセカンドホーマー(定年後海外移住者)がかみさんの駐妻友達に尋ねたらしい。
そういうことを駐妻たちに訊くあんたが「どうなのかなぁ」だ。
仏教では「お布施」といって「持てる者」が「持てない者」に施しをすることを勧めていて、それが「当然のこと」と信じているタイ人は多い。
だから割と気軽に「お金を持っているあなたが持っていない私に『あれ買って』となるわけだ。
以前、ある日本からの独身出張者がタイ料理店のウェイトレスに恋をしてしまい、店に何度か通った末に初めてデートのOKをもらった。
その彼女は昼間大学に通い、夜はタイ料理店で遅くまで働く苦学生で、初めてのデートで「PCを買って」とねだったらしい。
彼は「ありえへん!」と怒りだし、その日のデートも彼らの仲もそれっきりになったと言う。
話はちょっと違うかも知れないが、
タバコ工場の守衛たちも通りすがりに犬たちと遊んでいく我々夫婦に
「餌を買ってくれ」
と言う。
オイラも気がつくと何か食べ物を持っていくのだが、毎日というわけではなかった。
今朝番小屋の前を通ると、この間子犬を4匹産んだ母犬がすっかりやせ細っていて、
「餌を買ってくれ。そうしないと死んじゃうよ」
と守衛たちが言ってきた。
もう彼らは自分たちでは一切餌をやらず、我々に託してあるということらしい(笑)。
散歩から戻ると近所のスーパーでドッグフードを買い、屋台で串焼肉を買ってこの母犬に食べさせた。
そのうち「持てる日本人夫婦」はタバコ工場の数百匹の犬を任されそうで怖い。
(写真は、ガリガリにやせ細った母犬にドッグフードを施す様子)
★ タイに住む日本人はお手伝いさん(メイド)のことを「アヤさん」と言う。
オイラの生まれた香港や住んでいたマレーシア、シンガポールなどでは「アマさん」と言うので、最初聞いた時はこの微妙な違いが「気持ち悪っ」だった。
「アマさん」は中国語の母親とかお婆さんを意味する「阿媽」が語源で一般的に使われているが、「アヤさん」の語源は不明。どこかで言い間違えたのか、聞き間違えたものが定着したんじゃないかな。
話はガラッと変わって、今月頭に入社したエンジニアが昨日から突然来なくなった。
アドミンのスタッフが電話を入れると今回は通じたのだが、もう行かないと言われたらしい。
なんでもう来ないの?と尋ねたら、
「遠いから」
だった。
この「会社が家から遠いから」というのは退社理由の上位を占める。
そんなもの入社する前に、もっと言えば自分が応募した時点でわかっていたことだろうと思うが、これがタイではれっきとした理由になる。
実際には、他に本当の理由があるのだが、タイ人同士はこれで手打ちにする習わしがあるようだ。
朝のスタッフミーティングで社長であるオイラが、
「彼が2週間程度で辞めた理由、思い当たる人は?」
と聞くと、日本人の奈須君が手を挙げて
「たぶん僕です。仕事内容の報告をするように言いました」
まるで謎解きや間違い探しのようだが、その会話の中に何かしら彼が「嫌だった」ものがあったようだ。
しっかりとした戦力を探し当てるまで繰り返し繰り返し頑張るしかない。
★ もう少し歳を取ったらオイラもケージみたいに茶色い料理や茹で野菜ばかりを食べるようにしないといけないのかと将来への不安で小さな胸が張り裂けそうだったが、今朝テレビのニュースで意外な高齢者問題を特集していた。
「新型栄養失調」
野菜や魚を中心とした「素食」が体に良いという通説は、科学的知見に乏しく、むしろたんぱく質が不足して栄養失調になるという。
その結果、怖い病気を引き起こして寝た切りになったり、寿命を縮めたりするので、しっかり肉や卵を摂らなくてはいけませんよ、という話だった。
これは2年ほど前にガッテンでも取り上げたらしいが、ここにきて深刻な高齢者問題になっているらしい。
何年か前にスケさんやカネチンにも「肉を一切食べない」などというおどろおどろしい食生活をまるで宗教か何かのように勧められたが、頑として受け入れなかった自分を今こそ褒めてやりたい。
「肉なくて何の己が桜かな 」
とはよく言ったものだ。
これからもどんどん肉や揚げ物を食べていきます!
★ 昨日の「ひと言」を読んだスケさんから
「あれはマクロビオティックというれっきとした食生活法・食事療法で、おどろおどろしくも、宗教でもない!」
と抗議が来たので、スケさんは悪くないよと弁明しておきます!
さて、今朝、かみさんが手首の治療で一時帰国。
手術となるとたぶんバンコクの方が技術が高いんじゃないかと思っているんだけど、日本で診察を受けて見積もりを取らないと保険金が出ないんだってさ。
3日前には
「タイで食中毒」と治療費不正受給、組長ら逮捕」(読売)
こんな記事も出て、いろいろ厳しいんだな。
ということで、3週間。気楽な単身生活をエンジョイするよ。
★ 今朝ウォーキングをしていたら30歳くらいの白人男性がオイラの横に並びながら白いビニール袋の口を広げて中を見ろと言う。
なんだこいつ、気持ち悪っと思いながらも好奇心に勝てずに中を覗き見る。
白いウレタンのパッケージ。ファーストフードのテイクアウト?
顔を上げて彼の顔を見るとニコッと笑ってウレタンパッケージを開ける。
大量のタコス。
近所のメキシコ料理店のテイクアウトだ。
「一緒に食わないか?」
なんでそうなるんだよ。
「どこから来た?」
「オレは日本だ」
「そーか、オレはノルウェーだ。じゃあ、一緒に食わないか?」
なんでそうなるんだよ。
こいつはゲイか? 顔はかなりのイケメンだが。
「オレは今エクササイズ中だから、悪いけど遠慮しておくよ」
「ほんとにいいのか?」
「ああ、ありがとうな」
「いや、楽しかったよ」
と彼を残して立ち去ると、彼はすぐに次にすれ違った若い女性に袋の口を開いて、中を見ろとやっていた。
どんだけ人懐こいんだ、ノルウェー人。
さて、久々の単身生活最初の夜は、自炊のシンボル「野菜スープ」から。
オイラ、野菜スープの天才やなぁ、としみじみ味わった。
★ 朝5時前。
ベッドサイドに置いたiPhoneが鳴らすメッセージ着信音で目を覚ました。
ブリスベンにいる娘からだ。
25歳という年頃の娘を持つ父親は、遠いバンコクの空からいつも心配に思っている。
すぐにメッセージを開くと、こんな文字が並んでいた。
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「今日、マンゴーシェイク飲んだせいで、オナラしようと踏ん張ったらうんこでちゃった」
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別の意味で、すごく心配な娘である。
★ はらまき [ちいちゃん…]
★ 先週末日曜日はスクーターでチャイナタウンとカオサンに行った。
バンコクという街は、車で移動することを考えると胃が痛くなるが、スクーターだと大変楽しい。
渋滞フリーでスイスイ走れたり、歩道に面白そうな露天市があるとスッと停めて辺りを散策したりできる。
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そして今週はちょっと悲しい出来事があった。
ガリガリにやせ細っていたお母さん犬が死んでしまった。
かみさんが日本へ一時帰国した後も、毎日屋台でレバ串焼きとご飯を買い、細かく切って混ぜ合わせたスタミナご飯をドッグフードと一緒にあげていたのに。
出産疲れだったのかな。合掌。
★ 昨晩は久しぶりにマレーシア仲間はらまさ夫妻と晩飯を食う。
彼らが「間違いなくKLで一番美味いスティームボート!」と太鼓判を押すタマンデサのTiang Seng。
まずネタがプリップリで新鮮で輝いている。
そしてスープにしっかりと出汁が利いていてこれが実に美味い。
オイラも20年に亘ってKLのスティームボート屋はいろいろ試したが、確かにここのはダントツだ。美味い。
はらまき自家製のチーズの味噌漬けがまた美味く、これを箸でちょびちょびとつまみながらタイガービールを飲んだ。(小瓶だけど)
美味しいスティームボートをお探しの人は是非ここを試してみて。
さて、今日はKLソフトボールリーグ第2回戦。相手はピンクパンサー。
先発したオイラは、序盤3回で9失点ノックアウトだったが、大会随一の打線が18点ももぎ取り、18対12で打撃戦を制した。
これで開幕2連勝!
★ まさ [場所は、ここ https://ja.foursquare.com/v/tiang-seng-pulau-ketam-..]
★ つきうさぎ [おお!美味しそう〜 食べに行きたいけれどペナンからKLは遠いからなあ(涙) でもJunさんバンコクからKLまでソフト..]
★ tomo [連れてけっ!]
★ 駐在君 [情報有り難うございます。今日行って来ました。マジ美味しく店はすぐ満席に。メニューに簡単な日本語までありオバちゃんに「..]
★ 東武線 [今度行く時は感謝して頂きます!そのショップロットの裏側立明坤という中華料理の店も美味しいです。メニューにはないですが..]
★ Jun [>まさやん JalanJalanソフトボールの忘年会はここでやることに決まったらしいぞ(笑)。 >つきうさぎ まあ..]
★ KL出張明けのオフィスに出勤すると、デスクの上に白い封筒に入ったカードが置いてあった。
気の早いシーズンズグリーティング? と思って開けてみると、今日を最後に退社するスタッフからだった。
聞いてみると、日本語のわかる友人に教わりながら一生懸命自分で書いたらしい。
電話一本せずに消えてしまうヤツがいるかと思うと、こんな気遣いの細やかなヤツもいる。
364日苦しくても、1日こんな気持ちになると、
俄然頑張って行こうじゃないのと思えるタコ社長じゃんね。
★ ゆう [大した事故です・・タイのおまわりさんってそんな感じなのですか?病院に行ってください!早く良くなりますように・・・。]
★ Jun [>ゆう ご心配かけました。もう大丈夫です!]
★ ようこ [結構腫れてますよ?きちんと消毒しました?www]
★ Jun [>ようこ 消毒はスタッフたちが何度もやってくれた。もうだいぶ引いたよ。]