|
★ 日本は今日からGW明けだけど、タイは今日までお休み。
引越し先での荷物の片付けや収納もようやく完了。
一人暮らしの荷物なので収納スペースには充分余裕があるんだけど、マレーシアからの船便が届くと収まるかどうか。
何でもかんでも捨ててしまうかみさんが、でかいソンブレロや子供ほどのサイズのロットワイラーの縫いぐるみは持っていきたいとか言っているので予測がつかない。
やはりモノの価値というのは人それぞれなのだ。
ということで、今日は朝の日差しも柔らかく、ゆっくりと気持ちよく過ごしてます。
いつもより1時間ほど寝坊をして散歩に出ると、8時ちょうどに王様を称える国歌が流れ始め、ジョギングやウォーキングをしていた人たちが全員静止。
白人たちも戸惑いながらその場に佇んでいました。
.
.
.
.
.
★ 今日はいつもより少し早めに出勤して一人で仕事をしていたら、次にデザイナーのKim君が出社してきた。
オイラの部屋の前を通るときにちょっと躊躇いがちに
「サバイディーマイ?」(元気ですか?)
と声を掛けてきた。
何だか珍しいなと思い、オイラも「サバイディーマイ?」と聞き返すと、
「マイサバイタオライ」(あんまり元気じゃない)
とうつむき加減に答える。
「どうしたんだ?」
とキーボードをたたく手を止めて顔を上げると、オイラの部屋に入ってきて
「彼女と喧嘩してしまいました・・・」
とか細い声で告白する。
1日のスタートがここからか、と思うとちょっとため息が出る。
しかし、金八さんになったつもりで、
「そうか、喧嘩したか」
彼の眼はウルウルし、今にも大粒の涙がこぼれ落ちそうだ。
やばい、こんなところで泣かれたら。
「正直な心で彼女とよく話し合いなさい」(アドバイスになってないけど)
「はい。僕らは大丈夫だと思います。ところで会社の業績はどうですか?」
え、それ、朝一にいきなり社員が社長に突きつける質問?
「おお、いいよ。みんな頑張ってるからな。」
「みんな忙しく頑張ってますね」
「うん、続けて頑張ってくれよ」
「はい、わかりました」
そう言って彼は静かに席を立つと自分の席に戻っていった。
中学校の先生のように、一人一人の微妙な変化にも気をつけていないといけないんだな、とまたずっしりと肩が重くなるタコ社長だった。
★ 今日も自室で仕事。
また日本やタイの案件納期が重なって、クライアントから
「週末大変ですがよろしくお願いします」
と(週末休むなよ)メッセージが入るほどだ。
お昼までに一区切り付いたので、ターミナル21に飯を食いにでかける。
筋トレや水泳のせいで基礎代謝が上がったせいか、L-カルニチンが脂肪分を燃焼させてくれているのか、目標体重を割り込むようになった。
オイラの現時点でのベスト体重は65.5kgあたりだが、現在は64.8kg。少しお釣りがきた。
お釣りが来るとは思っていなかったので、そのお釣りで何か買うことにした。
最後にケーキ屋で自分用のケーキを買ったのは何年前だろうか。
昼飯を食べた後、いつもはショーケースを見るだけのデパ地下ケーキ屋で「これくださいっ」と声をあげた。
白い生クリームをまとった柔肌がなんて美しいの。
輝くばかりのストロベリーの赤がなんて神々しいの。
また戻って仕事の続きをしながら一口ずつ一口ずつゆっくり味わっていただきます。
★ ちょっと前の「今日のひと言」で書いた、バンコク旅行3日間の間にバンコクでの就職を決めてしまった彼女。
実はオイラの会社で働く奈須君のお姉さん、久美ちゃんでした。
その後予定通り無事に来タイを果たし、今は某日系企業のバンコクオフィスで働いている。
そこで昨日は歓迎飯会をしようと彼女に「何が食べたい?」と聞いてみる。
「なんかがっつり食べたいです。肉をがっつり食べたいです」
これはうちの奈須君の口癖でもあるので、やはり姉弟だなぁとおかしくなる。
奈須君などは、盛り付けの少ないイタリア料理のように味を楽しむ料理を食べているともうまどろっこしくなってテーブルをひっくり返したくなってしまうんだそうだ。
だからお姉さん来タイ後も二人で「肉食べ放題」ばかりを食べてきたらしい。
と、いうことで昨日は美味しいお肉、とんかつの勝一に。
仕事の話を聞いてみると、
「仕事が毎日楽しいんです!」
と目を輝かせ、生き生きとしている。
一瞬での海外転職決断だったけど、やっぱり一度しかない人生、とにかく踏み出してみることが大事なんだよね。
隣でヒレカツを頬張りながら浮かない顔なのが、奈須君。
お姉さんが来たのはいいんだけど、再来週の週末にはとうとうお母さんが移住してくる。
「ああ、僕の青春が・・・」
と嘆きながらいつもよりがっつり食べていたのは奈須君の方だった。
★ 昨晩からKLに戻ってきている。
今回は、マレーシアの会社のパートナーやカンパニーセクレタリーとの打ち合わせの他、バンコクへの引越しのための手続きなどで5日間。
21年間住んだマレーシアでの「生活」は、この5日間で一旦区切りを付け、これからは「生活」の拠点をバンコクに移し、バンコクとKLを往復する。
まあ、オイラ的にはあまり変わらないんだけどね。
さて、今日は日本人ソフトボールリーグのリーグ最終戦。
対戦相手のJスポとはここのところずっと勝ったり負けたり互角の戦いをしている。
そして、今日も最終回裏の攻撃時点では9対11で負けていたんだけれど、小俣のソロホームラン、小澤のホームスティールなどで同点に戻し、最後は今日の試合で帰国引退する中澤の三遊間ヒットで見事逆転サヨナラ勝ち!
写真はサヨナラ打を放って天を仰ぎながらベンチに戻る歓喜の中澤と、惜しくも最後に逆転を許して肩を落とすJスポのピッチャー。
今晩は全員で送別&祝勝会なので、きっとビールが美味しいねぇ。
さて、あとは7月の順位決定戦。
そして、来シーズンこそは、悲願の総合優勝だっ!
★ 不覚にもまたここ3日ほど風邪熱で寝込んでしまった。最近ちょっと続いた。
しばらく熱なんか出さなかったのに何故だろうと、しばし首を傾げて考えてみるに、
「自炊が減った」
ことが挙げられる。
ここ何ヶ月か多忙だったこともあり、自室での仕事も多かったので、なかなか自炊する気持ちの余裕と体力がなかったのだ。
野菜スープやつけ合わせなどで肉と野菜のバランスがうまく取れていたのだろう、外食生活ではどうしても偏ってしまう。
そして3月以降のバンコクの暑さ。
それでなくても南国在住者は多めに摂取しておかなければならないビタミンCが、この気候で体内から奪われ続け、抵抗力が低下していたはずだ。
ようやく熱が下がったので、野菜や果物、野菜ジュース、ビタミンCのサプリを購入し、顔色が黄色くなるまでビタミンシーったろうという覚悟だ。
★ 広太郎 [社内の雰囲気いいですね。私のところではあまり出ない会話です。]
★ サリー [社長に恋愛の話なんて日本では有り得ないですね(笑)。でもそれだけ社員がJunさんに心を開いているという事で、それはい..]
★ Jun [>広太郎 社内というよりは校内という感じだよね。 >サリー それがいい事かどうかを証明するのもオイラの仕事だからね..]