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2012年03月01日(Thu) 鍾乳洞の水滴作戦

さて、もう3月。そろそろ今年の紅白出場歌手も発表されるだろう。

昨日は夕方5時から始まったクライアントとの打ち合わせを7時近くに終え、その帰り道に奈須君と久しぶりに勝一のとんかつでビール。

仕事に関する打ち合わせを済ませると、奈須君の恋ばなトークとなる。

彼は昨年、スクムビット通りの歩道に夜中の3時に開店するストリートバーの女の子に一目惚れ。

それから毎週週末になると深夜3時にそのストリートバーに通っているが、彼女はなかなか落ちない。

今まで2回映画デートをし、3回告ったが、3回とも

「いいお友達でいましょ」

と振られている。

それでも諦めずに通い続ける奈須君。

鍾乳洞の岩に穴のあく日は来るだろうか。

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malik [>スクムビット通りの歩道に夜中の3時に開店するストリートバー  基本的な質問ですが、固定した場所ではなく、いきなり商..]

Jun [>malik 日中軒を連ねていたお土産、雑貨の屋台が夜10時ごろになると閉店してその後にバーが出現して朝まで営業する..]


2012年03月05日(Mon) タイ人は奮い立つか!? オイラの社内キャンペーン!

なんだか朝の会社の空気が重い。

そもそもタイ人は「おはよう!」といった挨拶をほとんどしないので、オフィス内は静かでけだるく、これから1日頑張るぞという活気がない。

そこで今日はスタッフ会議で新しい社内キャンペーンを発表した。

朝は1日の始まりに相応しい爽やかで力の湧き出るような音楽を聴いて、ハイテンションで仕事を始めよう!キャンペーン

というものだ。

キャンペーン名長いな。

まず、スタッフ一人一人がそれぞれ5曲ずつ

「1日の始まりに相応しい爽やかで力の湧き出るような音楽」

を探して音源ファイルを提出する。

音楽のジャンルは、タイPOPSでもK-POPSでもJ-POPSでもクラシックでもJAZZでもマーチでも何でもよい。

これを毎朝9:10〜9:20に3曲ずつ社内に大音量で流す。

これを聴いたスタッフは、今日かかった3曲のタイトルを推測し、書きとめておく。

1ヶ月後、最も多くの曲名を当てたスタッフに5,000バーツの賞金が出るという大盤振る舞いキャンペーンだ。

これで始業時のテンションを上げるマインドコントロールをするのと同時に、恒常化している遅刻改善にもつなげる。

なんせ、曲がかかるのは9:10〜9:20の10分間のみ。

この時間にいない人に曲名を当てるのは不可能、という名探偵コナンばりのロジックだ。

スタートは12日(月)から。さて、朝9:10の1曲目は何だろうか?

そしてそれを聴くのはいったい何人だろうか?

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arapy [わたしだったら、なんの曲にするかなぁ。ラジオ体操の曲とか?]

つきうさぎ [面白い!! シューベルトの子守唄に一票(笑)]

Jun [>arapy あれは日本人はパブロフだけど外国人にも効くのか(笑)? >つきうさぎ 1曲目が子守唄だったら心が折れ..]


2012年03月07日(Wed) 酔っぱらいへの憧れ

昨日はオイラと奈須君とケージの3人はクライアントのオフィスで夕方4時から9時半までの長い会議。

議後にメキシコ料理屋で晩飯。

オイラは久々にちょっと飲んだね。

サンミゲルライト2本にパッションフルーツフローズンマルガリータを2杯。

オイラはマルガリータは飲むつもりじゃなかったんだけど、ウェイトレスが聞き間違えてでかいピッチャーで持ってきたので、3人で分けることに。

これがなんだかすごく美味しくて2杯も飲んでしまったのだ。

それですっかり気分がよくなってしまったのと、翌日が祝日ということで時刻はすでに深夜0時だったが3人でワインバー「ノマド」へ。

そこでオイラはさらに白ワインを一杯。

なんだかめちゃくちゃ気持ち良かったがアパートの部屋に辿りつくまで足がふらふらしていた。

それを自分で

「ああ、これが噂の千鳥足だよ。ふふふふふふ・・・」

と一人笑いしていたのを覚えている。

朝6時に目覚めると、意外なことに頭はすっきりしていていつも通りに散歩に出た。

本当はここで

「うう、頭が痛い・・ 二日酔いだ。もう2度と飲まないぞ」

と呟きたかったのに。

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つきうさぎ [久しぶりの痛飲ですね。二日酔いになるにはもっとのまなくちゃ。「おねえちゃん、焼酎のボトルもう一本ね!」(笑)]

Jun [>つきうさぎ 「痛飲」。いい響きだな〜。ボトルもう一本かあ。]


2012年03月12日(Mon) 次回は茶色い料理に挑戦したい。

ここしばらくの節制生活も自炊となると面倒くさい。

いつの間にかフライパンにオリーブオイルを敷きながら、冷凍庫の鶏肉や豚肉を探してしまう。

カロリーや栄養のバランスを考えて料理するのが面倒くさい。

そこで今日はターミナル21の大戸屋で晩飯を食うことにした。

そういう動機で定食屋に入ったのは実は初めてだ。

つもは唐揚やとんかつ、デミグラスソースに埋まったハンバーグなどの美しい写真に目移りするのだが、今日は一切目もくれず、

「低カロリーで栄養バランスの良さそうな料理」

を選定基準にメニューをめくっていった。

さすが大戸屋、今まで眼中になかったそういう料理がけっこうあるのだ。

ケージが好きそうな、茶色い煮物の黒酢あんかけみたいな料理もあったが、さすがにこれは初心者には無理だろうと遠慮し、

「豚しゃぶサラダ定食」

を注文することにした。

食べてみると、大変美味しい。残さず完食。

生まれて52年、自分では絶対注文しなかったこういう世界があったんだ〜。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

ようこ [我が家は息子がこういうメニューが好きで、よくやります。生野菜ではなく白菜やキャベツ、にんじん、蓮根、何でも茹でたり蒸..]

malik [しかし、バンコクに大戸屋とはね! #昔の大戸屋は、かなりくたびれた風情の場末の定食屋さんだと思っていました。ところが..]

Jun [>ようこ そうね、そう。肉と野菜がいっぺんに食べられるのがいい! 美味しいし。 >malik バンコクの大戸屋も金..]


2012年03月20日(Tue) タイ就活物語

知り合いの女性が先週家族でバンコクに遊びに来て、

「あ〜、タイいいな〜。ここで暮らしたい」

と、ふわふわっと言葉にしたところ、お母さんが

「じゃあ、人材派遣会社だけでも登録しておけば?」

と冗談みたいなツッコミをいれたので、勢いで近くの人材派遣会社に登録に出かけたらしい。

登録フォームを書いている最中に、その会社の担当者が

「ちょうど今、○○(某日系企業)から求人があったんですがどうですか?」

と求人票を持ってきた。

「でも、明日帰るんですよ」

「今、先方の会社に『こんな方がいらっしゃいますよ。でも旅行中で、明日ご帰国です』とお話したら、『じゃ、今日面接できませんか?』とのことなんですが・・・」

えーー、と躊躇っていると、お母さんがご縁だからお話伺うだけでもしてきたら?」

と彼女の背中を押したので、カジュアルな服装のまま面接に向かった。

その求人は相当の急募だったようで、面接をした日本人の社長は、

「できたらソンクラン前の4月9日から始めてもらいたいんですが」

えーー、とタジログ彼女。

だって、あと2週間ちょっとじゃない。

日本で今勤めている会社の退職手続きとか、身辺整理とか、海外転勤の準備とか一切合財を2週間で?

人生の大きな転換を、この2週間で?

でも、出てきた言葉は、

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「はい、わかりました!」

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その夜、一緒に晩飯を食ったオイラに

「こっちで働くことになりましたので、よろしくお願いします」

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海外就活のギネス記録じゃねーの。

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ようこ [きっとご縁があったんでしょうね〜、その会社と。]

YUKIKO [ほんと余程のご縁ですよね。それにしてもすごすぎるスピードw。2週間じゃ会社辞められません(´Д⊂ヽ。]

サリー [すごーい!働き始めた後もうまくいくといいですね。それが肝心。]

ムーミン [私も三十年以上も偏執ストーカーにしつこくつきまとわれてきたので、さっさと東南アジアに引っ越したい!  これって犯罪じ..]

Jun [>ようこ そうだね、滅多にない縁だろうね(笑)。 >YUKIKO 会社の同僚たちもさぞ驚いたことだろうよ。 >サ..]


2012年03月29日(Thu) タイ就活物語続編

さて、前回バンコクでの就職が決まった知り合いの女性。

翌日お母さんと一緒に帰国して慌しく渡タイの準備を始めることになった。

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と、ここまでは話の流れどおりなのだが、仰天なのはお母さん。

東京にある自宅を引き払って

「私も行く!」

と娘と一緒にタイに移住することになった。

驚いた(というか可哀相な)のはお父さん。

「え?」

と言っているうちに妻と娘と飼い犬はタイ移住の準備を進め、自分はアパートを探して引っ越し、そこで一人暮らしをするハメになってしまった。

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「私の家は? 私の家族は?」

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お父さん、自分だけ家で留守番していると突然何が起こるかわからない世の中です。


2012年03月31日(Sat) さようなら、にょろろん

JalanJalan開設当時からオンライン、オフラインでみんなの人気者だったにょろろん(井内直弘)君が、3月27日、長い闘病生活の末、天国に召されました。

2日前の29日はにょろろんの誕生日。

Facebookの彼のタイムラインには、彼が見ることのできなかった、そしてけして返事の書かれないおめでとうメッセージが並んでいます。

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重度の障がいを持ちながら車椅子で一人海外を旅する彼の姿は「車椅子のマルコポーロ」とも言われました。

つい昨年暮れのJalanJalan東京忘年会で元気な姿を見せてくれたのに、また今年も会えると思っていたのに、とてもとても残念です。

不自由な体や激痛と戦いながらも明るさと笑顔を絶やさなかった君の姿はみんなに勇気と希望を与え続けました。

悲しいけれど、きっと今はそんな痛みからも解放されて自由に動き回っているんだろうね。

もしよかったら天国からJalanJalanしてください。

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さようなら、にょろろん。

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ようこ [今朝、おこさんからお話を聞きました。私は忘年会で初めてお会いして、おこさんと一緒にたくさんお話しました。お誕生日のメ..]

ちゅるる [びっくりしました。 マレーシアのJUNさんのお宅で開かれたパーティーで初めてお会いして、私が福岡勤務になったときも遊..]

はらまき [2ヶ月ちょい前に逢ったばかりなのに。調子が悪いのは知ってたけど、まだまだにょろは大丈夫かな?と思ってて。facebo..]

malik [ 確かに危なそうだと思ったけど、私より若い人が亡くなるのは悲しいものだ。はらまきさんのコメントで、メコンさんも!とび..]

kaobal [そうですか、にょろろんは生きることに真剣に向き合ってきたんだ。 短かったかもしれないけど、充実した人生だったことを祈..]

Eriko [忘年会の話題を見て、にょろさん、元気なんだ〜と久しぶりに消息を知ったのが最後、次の消息がこんなニュースとは・・・。福..]

Jun [みなさん、コメントをありがとう。kaobalさんの言うように、オイラはにょろろんほど生きることに真剣だったやつを知ら..]