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★ ブリスベンで娘は何日か前に金縛りのような体験をした。
誰もいないはずの部屋に騒がしい足音が聞こえ、寝ている彼女の背後まで近づく。
そこにあるクローゼットを開け、服を見ながらどれを着ようかと選んでる強い気配。
一緒に住んでいる彼氏かとも思ったが、彼は早朝から仕事に出ていて、いない。
身体が動かない。
そんな、ちょっと恐ろしい体験をしたその翌朝。
彼女が寝ているベッドにしっかりとした足音が近づき、
彼女のベッドを揺らした。
今回は金縛りではない。恐ろしくなって目を開けると、誰もいない。
ちょうどその時にケータイがなり、悲鳴を上げる。
出ると彼氏だった。
彼にその話をすると、
「話したいことがある。身の回りの荷物をまとめてすぐにCityまで出てきてくれ」
と言われ、恐ろしい気分に包まれたままその通りに行動する。
Cityで彼と合流すると、彼は話し出した。
「君が日本に帰っている間にあの家に引越してからずっと、不思議なことがたくさん起こっていたんだよ。
誰もいないのに誰かが廊下を歩く足音が聞こえたり、
突然クローゼットが音を立てて閉まったり、
水が入ってないコップが食器棚から落ちて、そのテーブルを見たらそこに大量の水がこぼれていたり、
一人で部屋にいるときに誰かが家に帰ってきてシャワーを浴び始めたから、オーナーが戻ってきたのかなと部屋の外に出てみたら、家には誰もいなかったり・・・
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娘は鳥肌が立って何も言えなかった。
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「さっき、前の家のオーナーに交渉してしばらく戻れることにしたから、これからすぐに引っ越そう」
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二人はすぐに帰宅し、引越しのために荷物をまとめ始めた。
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数分後・・・
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「千朝、カレンダーに何か書いた?」
「え?書いてないけどなんで?」
娘がそのカレンダーを覗き込むと、
今日の日付(昨日のできことなので2月1日)のスペースに
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THE END
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と書いてある。
カレンダーの下には、彼らがX印を書き込むためにいつも使っているペンが転がっていた。
二人には全く覚えがないので、オーナーに電話を入れて確認してみたが、ずっと仕事で家には戻っていないし、もちろんそんなことはしていない。
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恐ろしさを堪えながら、このカレンダーを取ると、裏写りしないことを確認してあったペンなのに、壁にはくっきりと浮き出ていた。
下手な映画より怖い。引っ越し後にはもう何も起こらないとよいですね。<br>あと、オーナーには「こんな部屋を貸しやがって」と詰め寄り無料にさせ、不動産屋経由なら「変なモン紹介して押し付けやがって」と詰め寄りこちら紹介料やデポジット全額払戻しさせましょう
ぎゃーーーっ!これって本当に本当の話なんですか?それとも私達を怖がらそうとしてJunさんが作った話?だとしたらホラー作家の才能がありますよ(笑)。
読んでいるだけで鳥肌が立ってきました。今、日本は寒いんですから〜これ以上寒くしないで(泣)。最後のThe Endが更に怖い・・・このまま住み続けたらどうなってたんでしょう?
実は私、こうゆうヤバイ、恐怖の体験は幸いないですけど、数年前に南インドのとある湖畔のリゾート地に滞在してた時に、古民家を移築したものだったんですけど、真夜中に『まるで暑い昼下がりの午後に外から帰ってきてキャッキャッ言いながら、家の2階に上がってこようとする元?住人と思しき若い娘さん2人』の気配を感じた事が有りますよ。ハイ、私はその時金縛りにあってました。(汗)
私の昔の実家は、幽霊屋敷でしたよ(笑)階段を上がる、廊下を歩く音は毎日の様に聞こえ、お風呂に入ってる家族以外の誰かもいたし、誰もいない隣の部屋でラーメンをすする人がいたりもしました。母は何度か足をさすられたり、寝ているとなりにすり寄って来られた事もあり、私は毎日の様に金縛りでした。<br>でも、何か書かれてる事はなかったなぁ〜。それが一番怖いかも(^^;
>マ○<br>でもなんか、周りの事情をいろいろ聞いてみると、オーストラリア、特に東側はこの手の話が激しく多いらしくて「こんな部屋」とか「変なモン」に当たる境界線がわからないらしい(笑)。<br><br>>サリー<br>いいなぁ、その才能があったら・・・<br><br>>ようこ<br>このまま住み続けていたら、もっと激しいことが炸裂して本当にTHE ENDになったのかも。<br><br>>Ritam<br>それも怖い。意外に子供とか出てくると怖い。<br><br>>emu<br>そう言いながらみんなが住み続けているemu一家もすごかったね(笑)。