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★ 9月15日からちょうど1ヶ月間、ホテル予約サービスアゴダとメール応酬での死闘を繰り広げていた。
年末旅行のホテル予約をしたところ、一つの宿で同時に二つの決済が行われたからだ。
すぐにメールで1回しか予約していないからもう一つは取り消して欲しいとメールをしたが、
「この予約は取り消しのできない条件で、当社のシステムでは2回予約されている」
と突っぱねられた。
カード決済銀行であるCITIBANKのカードセンターに相談したら
「確かに同時に2つのホテル予約が決済されていてお客様側の落ち度とは考えにくい」
とオイラの主張を受け入れてくれた。
ただ、CITIBANKにはマーチャント側の合意なく決済を取り消すことができないのでアゴダに対して説明のリクエストを送るにとどまるらしい。
その後もオイラは決済画面やCITIBANKからの決済通知画面のスクショを証拠に同時に同じ予約を2回入れるのは不可能と主張したがアゴダ側は
「こちらのシステムに不具合はない」
「あなたがホテルと交渉し、キャンセルできたら対応する」
といった対応に終始した。
なぜオイラがオイラの落ち度ではないのにホテルにキャンセル交渉をしなければならないのだ?
CITIBANKに再度相談すると、
「それはお客様の責任ではなく、アゴダ側がホテルと交渉すべき」
と真っ当な判断をしてくれたが、CITIBANKがアゴダと交渉してくれるわけではない。
ようやくアゴダ側が
「ではアゴダの方でホテルにキャンセル交渉します」
ということになったが、結局10日ほど待たされた挙句
「ホテルはキャンセルを認めませんでした。よってこの予約のキャンセルは認められません」
とまた振り出しに戻る。
「システム上のエラーは報告されていない」
「しかし、私は予約をしていないし、同時に2つの予約決済を行うことは不可能だとCITIBANKも言っている」
と応酬が続いた。
そして、今朝、アゴダから
「こちらのシステム上はエラーが発生していないため、あくまでお客様の操作ミスで予約が2回発生したことになりますが、社内で事情を検討したところ、今回に限りましてアゴダコインとしてご返金対応することに致しました」
と譲歩案が送られてきた。
アゴダコインとはアゴダの予約サイト上でしか使えないコインだが、金額は全額返金なのでこの譲歩案を受け入れることにした。
長くイライラするやり取りだったし、「お客様のミス」の捨て台詞は余計だと思うけど最終的に「勝訴」を勝ち得てうれしい。