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★ 「我々が普通にしていることなのでそれを『凄い』と言われてもピンときませんでした」
日本の「製品」だけではなく優秀な「システム」自体を輸出しようという取り組みを紹介する番組の中で日本の鉄道関係者が時間通りに運行するシステムについて語った言葉だ。
最近急増する日本へのタイ人観光客もやはり日本の洗練された「システム」やサービスの質に驚きの声を上げて帰ってくる。
「秋葉原の店員に製品のことを質問すると必ず答えてくれる」
日本人には当たり前のことだが、タイやマレーシアのITモールでは
「Don't know」
とカウンターの向こうで飯を食っている店員にあしらわれるのが当たり前なのだ。
悲しいかな日本人は未だに海外事情に疎いのでそういった自分たちの価値に気付かない。
例えば包装。
袋ものにしても瓶ものにしても開封にストレスのあるパッケージが今の日本にあるだろうか?
「こちら側のどこからでも開けられます」
と矢印とともに書いてあって指でスルリっと切れる。
そんなパッケージ、タイやマレーシアにはないからね。
いまだにハサミを探したり、歯で食いちぎったりして開けてるからね。
「世界一要求の厳しい日本人消費者」
が育ててきたこういう優れもの日本ブランドをもっと上手に世界に広げていけると日本ももっと元気になれるね。