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★ 日本の提携先ウェブマーケティング会社から
「日本のクリエーターがデザインしても現地でダサいと言われてしまう。どういうデザインが東南アジアで受けるのか教えて欲しい」
という相談を受けていろいろ調べてみると、色の使い方に違いがあることがわかった。
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先日バンコク在住の女性が久しぶりの日本への一時帰国から戻ってきて、
「街とか人とか、色がないんですよ。モノトーンなんです」
と印象深げに語っていた。
常夏のタイでは1日中街の中に「強い色」が溢れ、着る服も知らず知らず赤やピンクを選んでいた彼女は
「白黒映画で自分一人が色のある服を着て歩いているみたい」
で浮きまくったと言っていた。
震災後の自粛ムードもあって、特に今の日本では艶やかで華々しい色彩が敬遠されているのかも知れないが、元々日本人は原色を使うのが苦手だ。
主張の強い原色を一歩引かせるために「黒を注す」。
以前NHKのドキュメンタリーで、もともと金赤(明るい赤)だったユニクロのロゴにどこかで誰かが黒を注し、いつのまにかエンジ色に変わっていたという話があった。
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あからさまに激しく自己主張することに照れがあり、躊躇いがある。
少し黒を注した「渋さ」が本当の美しさだという美意識もある。
色というのはそれぞれの国や地域で太古からはぐくまれてきた文化だ。
日本のクリエーターが日本のデザインを「輸出」しようとしてもなかなか難しいのである。
奈良に行くと、京都の渋い色になる以前は、唐にならって朱色が中心だったんだなあと思います。中国の赤が日本でそのまま文化の基本色として根付かなかったように、日本の黒もタイでは根付かない気がします。マレーシアでもw。
色って気候にも由ると思う。<br><br>同じ国でも違ったりするし・・・・・・・<br><br>20年前 インドを半年旅した時は 砂漠地方のラジャスタンではヴィヴィッドな派手な色のサリーばかりだったけど、水が豊かなケララでは日本の農村を思わせるような地味なサリーで、その差にびっくりしたもの・・・・・・・・<br><br>日本でも東京はわりに地味色を好み、大阪は派手な色だし<br>神戸は洗練されたイタリアやフランス、スペイン系。<br>個人的には神戸が好み。<br>昔はダサかったドイツも最近はとても洗練されていて好き!
読んで「そうかな?」って思ったのは、私が大阪人だからですね(笑) <br>マレーシアで関東の友達と歩いてたとき、女の人たちの服を指差し「ああいう色合いって日本じゃ有り得ないよね?」って言われて「え?ああいう感じいっぱいいるけど?」と言ったらドン引きされました(笑) <br>まったくムーミンさんのおっしゃるとおりです。私も神戸がおしゃれで好きだけど、やっぱり原色にも魅かれます(笑)
染料や顔料に何を使っていたかにもよるのかな〜と思いました。そのあたりの歴史を研究された方いらっしゃいませんか〜。(笑)
四十八茶百鼠といったもんで<br>四季がはっきりしてる、太陽光の強さや角度もかわるし<br>湿度も違う。<br>常にうつろってる日本じゃ、色の見え方が常に違いますもんね。ニュアンスがあるのが普通なんで逆に一定すぎて原色は<br>こわいのかもしれませんね。<br>神様や仏様のものは原色ですもんね。とくに奈良はYUKIKOさんのいうように。人間とは一線を画しているからかな?神社の鳥居とかは朱赤ですもんね。大阪は四天王寺さんとか倭化するまえの文化が残ってるってことですかねぇ。<br>おもしろいですねぇ。<br>バランスとるのに常に黒を注すんですかねぇ。
傾向として、景気が悪いとモノトーン、いいと派手な色使いになりますね。<br>バブルの頃、派手だったでしょ?w
う〜ん!<br>たしかに夏以外で日本で原色って珍しいなあ。<br>バブルの時みたいに原色ボデコンのおねえさんが見たいと<br>つくづく思う(^^)
それと経済にもよるかもね。<br><br>私の母世代(つまり戦争世代)はおしゃれができなかったせいか服の「色」が満艦飾。 反対に日本の経済成長期世代<br>(50代〜40代)はシンプルなモノトーン。<br><br>ドイツだって野暮ったいイメージがあったけど、今はとても<br>洗練されていると思う。 私は英国は20年前の不景気時代にしか行っていないのでわからないけど、金融立国として景気がよかった時代を経て服装のセンスも食事の味覚も大分よくなったのかしら?
私もKLに住んでいた時同じ事思ってました。みんなNHKの色っていうか・・・日本人ってみんな同じ物着てるな〜とも思ってました。
>YUKIKO<br>そうだね、日本にはずいぶん中国の色が入ったはずだけど、残らなかったんだね。<br><br>>ムーミン<br>そうか、気候っていうのは人の心の状態を左右するからね。色の見え方も変わったんだろう。<br><br>>machamin<br>大阪は動物もたくさん着るしね。アフリカンジャパニーズだよ。<br><br>>こっちー<br>ああ、要するに色を作った自然界の素材ね。それはあるねー。<br><br>>arapy<br>なんか、いろいろな学問が絡む相当深いテーマなんだな、色の世界って。面白い。<br><br>>まさやん<br>バブル期は、派手だったよ。じゃあ、大阪っていつでもバブってるんだな(笑)。<br><br>>つきうさぎ<br>原色ボデコンって、ボデコンかどうかは関係ない気が・・<br><br>>ムーミン<br>経済成長期世代はシンプル。景気がよい時代に充分派手やったのでその反動で? なるほど。<br><br>>ようこ<br>NHKの色(笑)。なんかわかる。<br>日本人サラリーマンは(日本では)集団から突出しないようにという自己抑制が働くので、グレーや紺といった無難な色を選ぶんだな。
赤は多くの街で屋外広告で使用が禁止されています。世界遺産へ申請が決まった古都鎌倉も同様・・・なんとマクドナルドの看板が海老茶です。
>ひろたろ<br>そうなのか<赤禁止 赤は醜悪という文化もあるんだな、日本には。
ほう〜、冬に赤とか黄色をきてる私は異端児かしら(笑)秋冬は、服の色が地味過ぎて、買いたい物が見つからない。。。大阪に行けば売ってるとみた(笑)<br>それにしても、赤禁止令があるなんて、知りませんでした。ウチの方はマックはちゃんと赤ですよ。KFCも赤だし。
emuさん、ぜひ大阪に買い物おいで〜。ご期待に応えられると思います(笑) そういえば、名古屋から大阪に靴を買いに来てる友達いたよ。派手なのがあっちにはないからって。
>emu<br>うん、大阪に買出しに行けばOKだよ(笑)。<br><br>>machamin<br>すごいね、近隣地域から「派手」を買いに来るって本当なんだ!