- ナツメグ(Nutmeg)
- にくずくの種子。 日本でも馴染みの深いスパイスで、ハンバーグなんかによく使う。原産地はインドネシアのMoluccasでその後インドに広まった。胃腸の働きを良くする薬効もある。カリーのルーに使うときは他のスパイスと一緒に煎らずに、調理中に単独で加える方が良い。
- メース(Mace)
- ナツメグの周りをレース状に囲んでいる種皮。甘い香りがほんのりと漂い、普通の料理に使う他にもアイスクリーム、ババロアなど卵と牛乳を使ったお菓子に良く合う。 カルダモン同様、肉料理の最後に振りかけるとコクのある風味がでる。
- クミン(Cummin seeds)
- 種のままでも粉でも使われる。ほとんどのスパイスと同様にパンで煎ってから使うが、とても焦げやすいので色が変わったらすぐに水気のある材料を加えよう。とてもポピュラーなスパイスでクッキー、パイにも使われる。消化を促進する薬効があり、マレーシアのインドめし屋では食後に楊枝とこのクミンシードがでてくる。
- 八角(Star anise)
- 中華では頻繁に使われるお馴染みのスパイス。豚の角煮が頭をよぎる。何百年も前に中国に生まれ、その後カシミール地方に広まった。インド料理に使われる混合スパイス”ガラムマサラ”には欠かせない。
- フェンネル(Fennel seeds)
- ういきょうの実。 やはり”ガラムマサラ”に必ず加える。マレー料理、インド料理共にポピュラーで粉にせず種のまま使われることが多い。
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