2002年JalanJalan東京忘年会

レポート作成:ひさぞう
写真提供:くまのみ、キクちゃん

雰囲気のよいお店で腹を満たしちょっとほろ酔い「パワフル」で「好奇心旺盛」、そして「異常にノリやすく、あんまり普通じゃない感覚をしている」東京オフ会の人々が次に向かうはカラオケBOX。東京の地理に不案内な亭主関白的幹事ひさぞに代わり、人々を誘導するのはいつの間にか副幹事にされてしまっただい。
二次会カラオケに参加したのはアニメソングから懐メロ、英語の歌から最新のJ-POPまでなんでもござれのツワモノ14名。 ところでカラオケといえば、当然密室である。 芸達者かつ異常にノリがよい人々が密室でハジケたらどんなことになるかよーく知っている幹事は、これからナニが起こるのか楽しみ半分、怖いものみたさ半分でカメラを握りしめた・・・


第二章「そして密室の普通じゃない人たち」
(おいしんぼカラオケPASELA 新宿店)



が、芸達者な人々といえど、先陣を切って歌い出すものは現れない。
お腹がいっぱい、ほろ酔いも手伝って「まったりもーど」に突入しているのである。

これではイカン! なんとしてでもこの人達の正体を暴かねば!と使命感にかられた幹事、大家ズすけを引っ張りあげて自ら誘水になってみるべくピンクレディーのあの名曲「U.F.O」(もちろんフリ付き)を熱唱してみちゃったりする。
すると・・・千葉のエンタテナーくまのみ&コンちゃんがマイクを握った!歌うは忘年会名物となりつつある「ヨーデル食べ放題」。 あののんきで平和な雄叫び「た〜べほぉ〜だぁ〜い♪」に続く軽快なリズム・・・ここで全員の「普通じゃない」魂に火がついた!


スイッチが入ってしまえばこっちのもんだ・・・( ̄ー ̄)b


なにしろスイッチが入ってしまえば異様にノリのよい人々である。
この人々にとって、カラオケBOXは「歌う場所」ではない。
「異常なノリのよさ」を思う存分発揮し、歌い、踊り、暴れ、トランス状態に至る「都合のヨイ個室」なのだ。
このテンポに乗り遅れると、左写真のしゃかもとのように「いや〜ん地獄」に陥ったり、右写真のコワいサングラス星人に怯えて泣くことになる。

しかしココで問題が勃発した。


幹事のデジカメ電池切れ(爆)


いやぁ〜・・・これは焦った。なにしろ忘年会レポートがかかっているのである。
しかし電池の調達が無理と悟った地点で、幹事のレポーターおよび取材機能は停止し、大家ズと共に先陣切って「普通じゃない」人々としての奇態を演じることとなった。

ところで、おいしんぼカラオケPASELAはハイテク(?)なカラオケ館のため、飲み物等の注文は全てリモコンから行うことができる。しかし我々はこいつの使い方がよくわからない(爆)。
ここで既に「普通じゃない」魂に火がついて暴走している幹事に代わり、事態を収集したのが副幹事と化しているだい(右写真)。が、きっちり奇態も演じるツワモノぶりを発揮し、副幹事業&暴走幹事とのお馬鹿デュエット「麦畑」熱唱と八面六臂の活躍ぶり。


えー・・・写真がないのが非常に残念です・・・


カラオケの予約件数がフルになるころには、全員が「あっちの世界」に飛んでいた。歌い、踊り、そのうち歌っているのか叫んでいるのか、踊っているのか暴れているのかわからないような高揚感。全員の高揚感が一致し大きなうねりとなって、部屋の温度は3度以上あがっていたであろう。
しかし幹事は学んだ。
それは、「普通じゃない」人々はやっぱり面白く、一緒になって「普通じゃない」人になっちゃうのが一番楽しいということである。



第一章「合コン向けの店で合コンに向かない人々」