マイクを持ってもいい調子。女の子は思わず笑顔がこぼれてしまう。

くよ ：けーーっての。

くよ：胸騒ぎの腰つきー！

くよくよ仮面が歌うと女の子は嫌がって逃げた。

今のうちになんとかしないと、とんでもないことになる。
はやくあいつを退治する方法を考えなくては・・・

くよくよくよくよ。

くよくよ仮面はくよくよした。

くよ：あの、それ「あ〜ん」・・

女の子は無視した。

だーーっはっはっはっは。

kanaの天下だった。

くよは頭を絞っていろいろ考えたが、な〜んにも思いつかなかった。

くよくよ仮面は頭が弱かった。

きんきち：くよ、大丈夫か？

昔の仲間は彼を気遣ったが、彼のくよくよは消えなかった。

くよ：
はぁ〜、あんな奴にマタハリアイドルの座を蹴落とされるなんて。くよくよ・・・・・

そこに、突然、一人の怪しい女が登場！そしてくよくよする彼に耳打ちした。

ひさぞ：くよ、私に任せな。

まー、kanaくん、もっと飲んで、どんどん飲んで。

kanaの周辺は相変わらず、爆笑の渦だった。

kana：
あー、すいません、いただきますっ

ひさぞうはkanaの視界に入る場所に移動し攻撃の間合いを計る。ゴルゴ13のように・・・

ひさぞ：
いい加減にしておけよ・・・

kana：(ん？)

ひさぞ：
いい加減にしろって言ってんだよ。

kana：
い、いや、なんすか、いきなり。

ひさぞ：
いいから、ちょっとこっち来いって言ってんだよ。

kana：
な、なんすか、やめてくださいよぉ。

kana：
ちょ、ちょっと、なんすか、この変な女ー！

ひさぞ：ぴくっ

ひさぞ：
誰が変な女なんだ、このやろー！言ったのはどの口だ、え？この口か？この口か？取ってやろうか？

kana：
いー、いででででで・・・・

kanaはとりあえず土下座した。あんまり乱暴で身の危険を感じたからだった。

kana：
すみませんでした！僕が悪ぅございました。あなた様にはかないません。どうぞ、許してください！

ひさぞうはくよくよ仮面のことをすっかり忘れて、kanaを許してやることにした。

くよ：なんやそれ・・・

再びくよくよ始めたくよくよ仮面。そこにトリー･ボッターがやってきて、彼を励ますのだった。

トリー：
よし、くよ、オイラが何とかしよう。

そして、トリー･ボッターは果敢にも勝負を挑むのだった。

トリー：
よし、勝負だ。この一杯でくよくよ仮面の無念を晴らしてやる。

tomo審判：
それでは勝負始めっ！

ひさぞ：ほら、頑張れよー。

トリー：
ぐぐ、なんだよ、オイラは誰と勝負してんだよ。

ぷふ〜ぃ！だめだ、だめだ。一人で飲んでどーすんだ。相手の分も作んなきゃ、kana。

kana：
一人で飲んじゃだめっすよ。

トリー：よし、勝負だぞ。

あれ？なんか後頭部に手があてがわれた気が・・・

トリー：んんん〜ぐ

トリー･ボッターは魔物たちに蹂躙されながらも、必死に頑張った。

そして、とうとうひさぞうが沈没。

tomo審判：
この勝負、トリー･ボッターの勝ちぃ〜！

ひさぞ

もう大丈夫だ。全部こてんぱんに退治してきた。