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速報!サッカー五輪予選 対イラク戦 <3/17>

本にいるサッカーファンはテレビの前に釘付けだったと思うけど、Jun&Masは両家揃って現場に行って参りました。結果は勿論わかっていると思うので、テレビじゃ見えない所をちょこっとレポートしてみよう!
  欲求不満...悔しい引き分け 1対1

正直言って、こちらにいる日本人達はもうちょっとやってくれると期待していた。スピードが全然違うのだ。スタジアムを全貌できるのでイラクとの違いがよくわかる。個人技もかなり差があったように思う。ほとんどの日本人が今現在のJリーグを知らないので、ここに来ている選手の実力がわからない。あの試合だけ見たら、大丈夫か?という印象だ。舞台は80,000人収容のビッグスタジアム。予想通りガラガラ状態だ。しかし、日本の応援団の声は満員を思わせるくらいスタジアムに響き渡っていた。バックスタンドに陣取った日本側応援団は見た感じでは4000人位かな。ブルーのユニフォームで身を固めた日本からの応援団が1/4。その凄さに在マ組はついていけなかった。慣れてないもんで統率された応援に戸惑うばかり...しかし溜息だけはタイミングが合っていた。印象的だったのは後半イラクが追い付いた瞬間、メインスタンド右側のイラク応援団が歓喜していたのは当たり前だが、近くにいた韓国からの観戦ツアーの御一行が踊りまくって喜んでいたこと。そしてその時、我々の斜め後に座っていた前園選手が表情を全く変えずにグランドを睨み付けていたことかな。出れない悔しさをこらえていたのだろうか。次のオマーン戦は負けられない。在マ組も今度はブルー軍団についていけると思う。18日の夜はまた大半の日本人がシャーラムに集まるだろう。



サッカー五輪アジア最終予選マレーシアにて開幕!<3/11>

よいよ今週16日から始まるアトランタ五輪アジア最終予選に出場の為、全日本サッカーチームが10日来馬した。マレーシアでのサッカー人気は日本よりはるかに高い。自国が出場しない大会ながら、アジア最高レベルの国際マッチ開催に国中が盛り上がっている。それ以上に約5000人の在マレーシア日本人会は、五輪キップを手にする感動的瞬間を共に味わおうと応援団の編成に追われている。

  マレーシアのサッカー事情

サッカーはマレーシアの国民的スポーツであり、テレビでサッカー番組のない日はほとんどない。南米程ではないが、街なかでサッカーボールと戯れる子供達を見る機会も多く、各州を代表するサッカーチームの勝敗は大きな関心事であり、新聞の扱いもでかい。サッカーリーグは日本のように100%プロフェッショナルではなく選手は他にも職を持つ、いわばセミプロサッカーリーグなのだ。マレーシアの14州それぞれから1チーム、その他に警察、軍隊等の国家機関のチームが4チームの計18チームで最高峰のマレーシアンカップを目指す。セランゴール、ジョホール、ペナン、ペラと各州の名前をそのまま背負ったチームは5月から約半年間、それぞれの州の名誉を掛けてリーグ戦を戦い抜く。日本と似ているが、外人助っ人が二人まで認められ、どこもその二人がチームの要となっている。まだまだアジアの中でもレベルは低いが、世界を目指して頑張っているのだ。

  頑張れニッポン!25年ぶりの五輪を目指せ!

先月上旬に全日本チームは練習の為マレーシアに来た。その時、練習の舞台となったのが日本人学校だった。子供達はもう大喜び。日本では遠い存在の選手達が目の前で走り回っている。おまけに、打ち上げの日には生徒全員に全日本デザインの応援用クッション兼メガホンなるものとサインが手渡された。(実はコピーだった。オリジナルは校長室?)これでは応援に行かないわけにはいかない。しかしながら今回は若手中心の為、日本を離れて久しい子供達には知らない名前が多く、「なんでラモスが...カズがいないの?」と素直な気持をぶつけていた。
今回全ての試合が行われるセランゴール州立シャーラムスタジアムは、8万人収容のマレーシア最大の競技場で首都クアラルンプールからは車で30分程の郊外にある。10日に来マした選手達は、競技場に近いハイアットサウジアナというゴルフ場付リゾートホテルに陣取り、決戦に備えている。聞くところによると日本からの応援ツアーの御一行が大挙して今週から来マするらしいが、我々はここにいる特権で一人 RM10(¥420)の入場券を買えば観戦できる。クククッ...この機会を逃す手はないのだ。日本人会からは応援用うちわ、横断幕、鳴り物をすでに準備完了しましたという通知まできた。初戦のイラク戦には JUN&MAS 両家揃って応援に行きますので、衛生テレビでよーく探してみること。新聞に載らない様なルポが取れたらまた報告しましょう。




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