★☆ tomoちゃんの「あま辛観戦記」 ☆★

vs シルバー
 

ものすごい試合だった。見ていて鳥肌の立つような試合。シーズン開幕当初、こんな試合を見せてもらえるようになるとは誰が予想したであろうか。

シルバーという、なんだか名前からいったらJalanJalan以上に弱そうなチーム(失礼!)を相手に、初回から取っては取られのシーソーゲームを繰り広げたJalanJalan。何と言っても圧巻は最終回の攻撃だった。

1点のビハインドを背負って迎えた最終回。先頭打者ゆーじんがヒットで出塁。続くJun主将、なんとピッチャーフライを打ち上げる。「うぉぉぉぉぉぉぉっ」とおたけびを上げる主将。奥様の「これで勝っても今日は気持ち悪いわよね〜」という一言がとどめを刺したのは言うまでもない。

打順は1番に戻ってよりてる。左中間に大きな当たり!「よっつよっつ〜〜〜!!!」みんな総立ちで手を回す。まずゆーじんが返って同点、そしてよりてるもホームイン!初本塁打は殊勲の逆転打となった、とここで終わればかっこいいのだが、全力疾走したよりてるの顔は蒼白。うーん、体力をつけましょう(笑)

しかし、まだまだ1点差。ここで安心はできない。今日も取ったその裏にすぐ逆転される、というパターンを繰り返しているのだ。この勢いに乗って取れるだけ取っておかなくては。続くカズ、今日は当たりがない。しかし、ここでしっかりやってくれた。連続ホームランで2点差。裏の守り、ピッチャーを楽にする、こんなところでも頼れるキャッチャーである。

そしてそして、チーム最高潮の盛り上がりを見せて迎えるバッターは笹木。なんと3者連続のホームラン!さすが笹木さん、だてにかっこいいだけではない?全員が立ち上がり、歓喜の叫びをあげていた。そんななか、一人Jun主将だけが「俺まで回してくれぇぇぇ」と絶叫。先ほどのピッチャーフライを引きずっていた…。

一挙4点を上げ、13対10で迎えた最終回の守り、ランナーを出しはしたものの押せ押せムードは消えず、0点に抑えて無事勝利を収めた。 途中、胃の痛くなるようなシーンも多々あった。未だにちょっと点を取られるとまたここからがたがたっと崩れるのではないかと心配してしまう。しかし、もうそんな心配もいらないのかもしれない。

内野の布陣もいつもの試合とはちょっと変え、よし、たかが初めてのポジションにチャレンジ。来季のことまで想定し、あくなき上昇を目指す監督の姿勢が見られた試合でもあった。また、この試合ではやけに健さんの活躍ぶりが、というより張り切りぶりがいつもより一層激しかったことを付け加えておく。

そして、これが最後の試合となったまさのりさんとはらまきさんに、こんなにいい試合を見せられて本当に良かったと思う。 今季最終試合は6月28日。より一層強くなったJalanJalanが、勝率5割をかけて戦う。負けっぱなしだった「オープン戦」の頃から考えたら夢のような話である。 5割の成績を残したら、ご褒美何がいいですかぁ?監督(笑)


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