![]() | 1998年 5月4日(月) | 広告は 任せてわかる DIK | |||||||||||||||||||||||||||
![]() | 完全な勝ち試合を土壇場で逃がしてしまったJalanJalan。リズムがひとつ狂うとこのチームはまだまだ若い。 | ![]() | |||||||||||||||||||||||||||
この日は体力的にかなりきついWヘッダー。おまけに二試合目には強豪ミツイとの試合が控えている。監督の腹づもりでは、(バングラーズ戦は早めに試合を決めて体力温存)だったのだろう。試合開始後、その思惑は見事にはまったかに見えた。初回の先取点に続き、2回は打者一巡の猛攻撃で一挙に7点。この時点で9−0。5回までに10点差つければコールドだ。誰もが楽勝と思い、気持ちは次のミツイ戦に飛んでいた。が、3、4回と2イニング続けて3者凡退。このチームの悪いところが出始めた。「詰めがあまい..」 そしてその不安はすぐに現実として襲いかかってきた。 | ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||
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敢闘賞〜笹木選手 勝ちは逃したものの、この日の笹木は気合いがのっていた。5の4、2本塁打、6打点は彼にとっても今までの鬱憤を晴らす見事な成績だ。「試合になるとどうも当たりが出ない..」とボヤいていたが、これで吹っ切れただろう。また同じくこの日2本塁打、5打点をあげたゆーじんも敢闘賞に匹敵する十分な働きを見せたことを付け加えておこう。 |
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9−0で迎えた4回裏、一巡した打者がJunの投じる球にぴったりとタイミングをあわせてきた。1本塁打を含む10連続ヒット。元々強打者が多いバングラーズだったが、守るJalanJalanのリズムもすっかり崩されていた。リズムを取り戻すべく投手をぷよに換えたものの、気が付けば12点を獲られアッサリ逆転されていた。しかし、チーム力が日増しにあがっているJalanJalanはこのまま黙ってはいなかった。続く5、6回と笹木の2打席連続ホームランで再逆転。そして最終回には打者一巡で6点をとり、再び7点の大量リード。誰もが試合は決まったと信じていた...。 | 7点ビハインドで迎えた最後の攻撃、再びバングラーズの打線が火を噴いた。5連続ヒットの後に主力の5番打者がこの日2本目のホームラン。この時点でまだノーアウト、そして一点差。形勢は完全に逆転し、先月に続くサヨナラ負けのピンチを迎えていた。そして、失策の間に同点。マウンドに内野手が集まり輪がつくられる。「声を出していこー!」 それしか言う事はなかった。もうナインは何をすべきかはわかっている。サヨナラの悔しさも知っている。再度気合いを入れ直し、最後はショートライナー、飛び出したランナーにタッチしてゲームセット。 長い試合は終わった。9点差、7点差を再三守り切れなかった悔しさはあるが、後がない最後のピンチはよく守ったと思う。そう思わないとやってられない程の疲労感だった。 |
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