2002年
12月15日(日) 号
Sunday, Dec. 15, 2002

極上のおもてなし
ブルーウェイブホテル

2002年12月15日、ソフトボールリーグは第4戦が行われ、JalanJalanはニッショウイワイと対戦した。

先月の試合、最終打者までもつれこみ、1点差辛勝したGUTS戦。その後の試合でそのGUTSをコールドで破ったのがニッショウイワイ。その豪打にも定評がある。 JalanJalanはいつも同様、試合前に気合を入れ、守備に散った。ゲームはニッショウイワイの先制で始まり、またJalanJalanが追う展開となる。しかし、JalanJalanは打者一巡も含む毎回得点でその後ゲームの主導権を握る。この日先発の櫛山が、試合中盤から無得点に抑え、着実に点差を広げていく。最終回は、抑えの守護神Junがニッショウイワイの上位打線を三者凡退に切って取り、今シーズン初のセーブポイントをあげ、2試合ぶりの5回コールド勝ちをおさめた。これでJalanJalanは、4試合中3試合をコールド 勝ち。 (写真は、最後の打者のレフトフライを処理し、ウィニングボールを持ってチームメンバーに迎えられる松原主将と整列を始めるJalanJalanチーム)


JalanJalan vs ニッショウイワイ (02/12/15)
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 合 計
ニッショウイワイ 2 3 0 0 0     5
JalanJalan 2 9 4 2 X     17
試合はニッショウイワイの先制点で始まり、前半はJalanJalanが追う展開。しかし、2回裏に櫻井の二打席連続本塁打を含む打者一巡猛攻で一挙に9点を挙げたJalanJalanが、試合の主導権を握っていく。3回、4回は櫛山が相手打線に得点を許さない一方、志村、宮田の本塁打で着実に中押し、駄目押し点を稼いだJalanJalanが、4回裏までに10点以上の差をつける。5回表は、久々に登板したJun投手が、独自に生み出した「皆既日食魔球」(ボールと頭が重なって目標を見失わせる魔球)で三者凡退に討ち取り、危なげなく5回コールド勝ちとなる。

クーラーボックスの氷調達で朝から走り回ってしまったとがり秘密兵器兼マネージャー。グラウンドに現れたときには、JalanJalanの猛攻が始まり、大きく点差が開きつつあった。ななマネージャーが深酒で自宅療養のため、ひとりで声援を送るが、久々に楽な試合展開に安堵の表情。
試合終了後、ダマンサラプレスセンターにて、恒例のMVP選考会が開かれ、4打数3安打2ホームランと活躍の宮田が僅差で今シーズン初のMVPを受賞した。宮田は酒の回り具合がほどよく、酒気を発散させながら、エラーがらみも含めてダイアモンドを3周したことが認められ最高得票となった。その他、櫻井、志村も票を集めたが、酒臭さで一歩及ばず次点となった。その他、1年ぶりのマウンドで最終回を三者凡退に討ち取ったJun投手の見事な火消しぶりにプレス関係者より特別に「桑田賞」が贈られることとなった。(写真左は、ダイアモンドを計3周して転倒寸前のよいどれ宮田。写真右は、ボールと頭を微妙に重ねる「皆既日食魔球」により敵を翻弄するJun投手)

第四戦個人成績

守備 選手名 打数 安打 本塁打 四死球 盗塁
1
中堅 桜井 4 3 2 0 0
2
三塁 小澤 4 2 0 0 1
3
左翼 松原 4 1 0 0 0
4

遊撃

志村 4 4 1 0 0
5
捕手 池内 4 2 0 0 1
6
右翼 宮田 4 3 2 0 0
7
二塁 高橋 2 0 0 0 0
7
二塁 野田 2 1 0 0 1
8
一塁 梅原 3 3 0 0 1
9
投手 櫛山 3 3 0 0 0
9
投手 Jun 0 0 0 0 0

この試合は、梅原を一塁に回し、櫛山先発でスタート。ウィンドミル投法が安定しない櫛山は初回から連打を浴びるが、味方守備の堅さにも助けられ、徐々にペースを取り戻していく。打線も上位から下位までムラなく当たり、本塁打も5本と量産した。しかし、安打の中には、相手守備にもらったものもかなりあり、今後も確実性を上げていく必要はある。(写真は、先発で4回まで5失点に抑えた櫛山)


第29回リーグ戦 JalanJalan通算成績

選手名 打 数 安 打 本塁打 四死球 盗塁 今季通算打率 前期通算打率
桜井 15 12 3 2 0 800 634
小澤 13 5 0 2 4 385 484
松原 11 4 0 4 0 363 613
池内 15 9 1 0 1 600 654
志村 15 11 2 0 1 733 632
相馬 7 3 1 3 2 428 467
宮田 11 6 2 1 0 545 500
一元 4 2 0 0 0 500 308
山下 1 0 0 0 0 000 750
梅原 13 5 1 0 1 385 656
川又 1 1 0 0 0 1000 600
櫛山 6 3 0 0 0 500 478
野田 12 6 0 0 1 600 -
福井 1 0 0 0 0 000 500
Jun 0 0 0 0 0 000 1000
とがり 0 0 0 0 0 000 000

 

今月のハイライト & とほほ シーン

今月も、プロ用カメラ修理中で、まだ戻ってこないため、ありましぇん。


今回は、快勝といって良いでしょう。どん詰まりの外野フライや、ボテボテの内野ゴロを、運良く安打にしてもらった選手も多かったように思いますが、勝負どころできっちりとした仕事もできていましたから、まずまず及第点といったところでしょう。ただ、後攻を取った時は、できれば初回表を無得点で抑える集中力が欲しいですね。優勝争いに絡んだ試合などでは、初回の先制点が、敵にとっても味方にとっても、その試合で、とても大きな意味を持ってきますからね。櫛山投手は、やはり持ち味のウィンドミルを多投できるように、恒常的な投げ込みを頑張ってください。タイプの違う投手を擁することで、相手を揺さぶっていきたいものです。次第に「ただ勝つ」だけでなく、勝ちの内容にこだわりが出てくれば、チームとしてもワンレベル、ステップアップしたことになります。これからも「自分自身が納得できるプレーが出来たかどうか」にこだわりながら、質の高い勝利を目指していってもらいたいですね。まずは、4連勝おめでとう!


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