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2002年 11月17日(日) 号 Sunday, Nov. 17, 2002 |
技術力で躍進 |
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三塁ランナーの池内、二塁ランナーの野田がホームを駆け抜け、一、二塁間で殊勲の一元が歓喜のバンザイ。白熱したシーソーゲームは逆転サヨナラという劇的な幕切れとなった。
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試合はGutsの先制点で始まり、前半はJalanJalanが追う展開。4回に小澤の殊勲打などで逆転したものの、相手投手の荒れ球に翻弄され、その後、突き放すことが出来ない。そして、6回表、逆にGutsは一気に4点を加点し、再度逆転。6回の裏はJalanJalan、3番からの好打順もクリーンアップが三者凡退に切って取られ、1点負けたまま重苦しい雰囲気に。7回表を無得点で死守したJalanJalanは、打撃好調の池内がキャッチャーフライ捕逸で命拾いした後のクリーンヒットで出塁。野田が続くも、櫛山、梅原と凡退し、二死二塁、三塁。一番バッター櫻井が四球を選び、二死満塁となる。ここでこの試合初打席の一元が、殊勲のヒットで二者生還、逆転サヨナラ、ゲームセットとなった。
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試合終了後、ダマンサラプレスセンターに集まった各社プレスは、恒例のMVP選考会を開催した。しかし、議論という議論にならず、選考会開会後、わずか6分で、一元選手の受賞が決まった。得票は満票。開会後6分の受賞者決定は選考会史上、最速記録。一元選手はJalanJalan入団後初のうれしいMVP受賞となった。 |
最後まで手に汗握る展開にヘトヘトになるとがり&ななマネージャー。二人とも最後は手を合わせて祈りながら、逆転サヨナラの瞬間に歓声を上げ、感動的なエンディングに久々に興奮する。これぞソフトボール、これぞJalanJalanだ。試合中、バッターボックスの味方打者の調子によっては、「フォアボールでいいぞー!」といった醒めた声援もある。ナインも頭が上がらない、なかなか心強いマネージャーたちなのであった。 |
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第三戦個人成績
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7回まで戦って14安打は、JalanJalan打線としては、やや物足りない。先発梅原を盛り立てる内外野の守備はリーグ随一の堅さと定評があるだけに、打線に元気が出ないと圧勝は出来ない。ここが反撃のポイントと思われた6回表、クリーンアップ三者凡退では、ツライ。(写真は、6-4-3のダブルプレーをサラリと完成させたところ)
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第29回リーグ戦 JalanJalan通算成績
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今月のハイライトシーン
今月は、プロ用カメラ修理中のため、ありましぇん。
今月のとほほシーン
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一番櫻井、果敢な2塁盗塁も
Gutsキャッチャーの強肩に阻まれアウト! |
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今日はもう、一元に尽きますねー。試合後、「僕だったらビビッてポップフライ上げてました」と告白した志村選手の言葉通り、あそこはとにかくプレッシャーが最高潮に達する場面でした。自分の一振りが勝敗を分けるという打席で結果を出す勝負強さ、それが一元にはあった。Gutsのピッチャーにとっても忘れられない打者になるでしょう。こういう試合をものに出来たことはJalanJalanにとって実に大きい。私も現役時代、こういう場面で勝負強さを見せてきたと思います。しかし、それはプレッシャーに強いかどうかではなく(結果的にはそうなるのかもしれませんが)、そういう場面をうれしがれるかどうかなんですね。あの打席をJalanJalanナインの中で誰が一番「俺に打たせてくれ!」と思っていたでしょうか。私は一元以上にそう思っていた選手はいなかったんじゃないかと思います。この日前半は、控えに回っていた一元にとって、初めての打席。ようやく来たこの日最大の見せ場ですよ、気合が入らないわけがない。当たり自体は会心ではなかったが、思い切り振り切っていた分、フォアボールを出さないように守りに入ったピッチャーの球を気合であそこまで運んだんです。完全に気持ちで勝負に勝っていたんです。最近のJalanJalanチームを見ていて思います。本当に楽しんでゲームをしているのだろうか?と。「ん〜どうなんでしょー」ですよ、本当に。楽しむということよりも「負けちゃいけないんだ」という呪縛にとらわれ過ぎて、なんだかビビッて縮こまって見えるんですね。守っている時は、「俺のところに飛んで来い!」、攻撃中は「俺に回せ!」、厳しい場面ほど「見せ場」と思って楽しめる、そんな姿勢が今のJalanJalanには必要ですね。これからまだまだ強豪相手に苦しいゲームがあるでしょう。どんな場面でも結果を恐れず、「俺以外にいない」という気持ちを持って果敢に攻める。もちろん、練習は必要。特に、打撃はもっともっと練習しないと。そしてその上で、勝負は時の運、勝つこともあれば、負けることもある。強いチームとの対戦こそ、もっともっと楽しんじゃいましょうよ。3連勝おめでとう。 |