2003年
10月19日(日)
開幕特別号
Sunday, Oct. 19, 2003

信頼を世界へ運ぶ
Nistrans

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快晴の中、第30回KL日本人会ソフトボールリーグは開幕した。
恒例の開幕セレモニーの後、各チームは早速開幕戦に望む。JalanJalanの今季最初の対戦相手は、カンチルズ。開幕から優勝に向けて波に乗るためには、絶対に落とせない初戦だ。
試合は、立ち上がりから好調の梅原が3人で切って落とした1回裏、早々にJalanJalan打線が火を噴く。打者二巡半の猛攻で一挙に18点を挙げ、優位に立つ。その後も、梅原−岡のパーフェクトリレーで5回を2安打完封、2塁を踏ませぬ完璧な投球。打線の勢いも止まらず、毎回打者一巡以上の繋がりで合計57点。 試合は、一方的な展開で5回コールドでJalanJalanの開幕勝利となった。この試合の57得点、57得失点差は、大会新記録。投打のかみ合った完璧な大勝となった。(写真は、開幕戦梅原の今季第一投目
)
JalanJalan vs カンチルズ (03/10/19)
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 合 計
カンチルズ 0 0 0 0 0     0
JalanJalan 18 7 13 19 X     57
1回表、カンチルズ三者凡退の後、JalanJalanは、18点を挙げ、優位な展開に。その後も梅原、岡が相手打線を無得点に抑える一方で、打線は着実に加点し、4回のうち3回が二桁得点のビッグイニングに。昨シーズン、JalanJalanの全試合を通じての得失点差は、79点。今シーズンは、幸先よく初戦で荒稼ぎできたことになる。

スコア表をつけながら思わず口元が緩むJun監督。相手チームからは「お前ら鬼や」と批難されながらも攻撃の手は緩めない。前季無敗でありながら、得失点差で涙をのんだ総合第3位。特に今季のAリーグは、MECOM、REDSと前回優勝、準優勝チームが同リーグにいる異例の組み合わせ。リーグ優勝には、勝つだけでなく、得失点差が必ずものをいうのだ。さらに監督は、「それにしても、先攻を取っておけば、70点はいけたなぁ」とムゴイ計算をしながらスコアをつけていたのであった。
開幕戦試合終了後にダマンサラプレスセンターにて開かれた今季最初のMVP選考会は、過去になく紛糾した。「誰なんだ」「誰でもいいんじゃないか」「相手チームじゃないか」と様々な乱暴な意見が飛び交い、会議は3時間半にも及んだ。最終的に8打数7安打2本塁打の相馬、7打数6安打3本塁打の志村、敷田両選手の3人で決選投票が行われ、わずか1票差という僅差で、今季最初のMVPには相馬が選出された。次点の志村、敷田は同得票数。

開幕戦個人成績
守備 選手名 打数 安打 本塁打 四死球 盗塁
1
一塁 野田 3 1 0 1 2
1
一塁 坂本 3 2 1 0 1
2
右翼 敷田 7 6 3 1 1
3
中堅 櫻井 8 5 0 0 4
4

遊撃

志村 7 6 3 1 2
5
捕手 池内 3 1 0 1 2
5
捕手 櫛山 4 0 0 0 0
6
三塁 小澤 7 5 0 1 4
7
二塁 相馬 8 7 2 0 2
8
左翼 松原 7 5 2 1 1
9
投手 梅原 3 0 0 0 0
9
投手 5 3 1 0 0

5回の裏は、攻撃していない。それでも終わってみれば、41安打、12本塁打、19盗塁、と打って走った壮絶な攻撃量だった。2、3、4番で17安打6本塁打。6、7、8番で17安打、4本塁打と、見事に二コブ打線が証明された。これがJalanJalan打線の強さと言える。カンチルズ戦の安打数は例外としても、今季も引き続き、打線の繋がりを重視したラインナップで対戦相手にジワジワとプレッシャーをかけていくだろう。また、盗塁数も特筆に値する。出塁したら果敢に次の塁を目指すソフトこそ、JalanJalanの真骨頂だ。(写真は、新ユニフォームで開幕式に備えるJalanJalanチーム)



第30回リーグ戦 JalanJalan通算成績
選手名 打 数 安 打 本塁打 四死球 盗塁 今季通算打率 前期通算打率
櫻井 8 5 0 0 4 625 625
小澤 7 5 0 1 4 714 483
松原 7 5 2 1 1 714 480
池内 3 1 0 1 2 333 541
志村 7 6 3 1 2 857 688
相馬 8 7 2 0 2 875 375
野田 3 1 0 1 2 333 500
梅原 3 0 0 0 0 000 300
櫛山 3 0 0 0 0 000 467
敷田 7 6 3 1 1 857 666
坂本 3 2 1 0 1 666 1000
5 3 1 0 0 600 -
西村 0 0 0 0 0 000 500
尾上 0 0 0 0 0 000 -
福井 0 0 0 0 0 000 000
松田 0 0 0 0 0 000 -
Jun 0 0 0 0 0 000 000

 

開幕ハイライトシーン

(クリック&ポップアップ拡大可)

30回目を迎える開幕セレモニー。
全24チーム選手たちは、緊張の面持ち。
選手宣誓は、前季総合優勝のMECOMチーム。
総合優勝MECOMと準優勝REDSの
前に置かれる優勝杯、準優勝杯。
各チームがこれを争奪する。

開幕戦、JalanJalanの対戦相手
カンチルズは準備体操で疲れたか?

今シーズンも軽快な守備でホットスポット
を守る小澤のスローイング。
派手なファインプレーは今季も健在。
ショート志村。(手前はバッターランナー)
打撃でも二冠王を狙う志村。
絶好調、梅原は、3回を無失点の好投。
敷田は足で稼ぐホームランで
開幕戦から早くも3本。

 

JalanJalan戦士今シーズンに賭ける意気込み
(開幕戦参加選手のみ)

(クリック&ポップアップ拡大可)

野田芳一 敷田信之
意気込み 意気込み
1試合1バントヒットと盗塁ヘッドスライディング率5割を目指す。 ピット君に勝つ!
狙いたい個人賞 狙いたい個人賞
盗塁王 盗塁王
櫻井一志 志村圭一
意気込み 意気込み
もちろん総合優勝! 総合優勝を目指す!
狙いたい個人賞 狙いたい個人賞
首位打者 首位打者・ホームラン王の二冠王と年間MVP
池内 宏 小澤勝典
意気込み 意気込み
盗塁阻止率100%を目指す! トータルのエラー数を全出場試合数以下を目指す!
狙いたい個人賞 狙いたい個人賞
なし なし
松原裕文 相馬 勇
意気込み 意気込み
打率5割! 魅せるソフトをやる!
狙いたい個人賞 狙いたい個人賞
フェアプレー賞 ホームラン王
梅原隆史 櫛山興生
意気込み 意気込み
開幕投手と胴上げ投手になる! 全試合出場!
狙いたい個人賞 狙いたい個人賞
なし 四死球王
岡 芳春 坂本隆之
意気込み 意気込み
一試合完投! 全試合参加!
狙いたい個人賞 狙いたい個人賞
全試合参加賞 個人賞より優勝だ!
Jun
意気込み
もちろん今季は悲願の総合優勝を目指す!チームメンバー全員が「めっちゃ楽しかった」と思えるシーズンにしたい!
狙いたい個人賞
金熊賞

 

 

戻ってきたで。体調不良の勇退ってのは嘘や。ここを担当したかったからな。日本シリーズ中だけど、もう俺はええ。原の辞任にも腹立ってたからな。「無念やろうけど精進せいよ」と声かけたらあいつ泣きよった。読売もえげつない球団やで、しかし。それはそうと、長嶋さんがここやってる間、けっこう強くなったらしいな。そう言われて今回久々に見せてもらったが、こんなんまだまだやで! 57点なんて浮かれてたら、えらい目に遭うで。実際、こちらの実力で取れた点なんて10点がいいとこや。強豪相手なら本塁打だって1、2本あるかないかや。ちっとも強うなっとらんやないか。ただ、守備はしっかりしてきた。投手陣もそこそこ水準に達しとる。ただ、塁に出てかき回すようなチーム相手だとどこまでもつか、そりゃわからんな。今日の試合だけでは。まあ、戻ってきて早々、手厳しいことばかり言ってても白けるからな、とりあえずは、よう勝ったと言っとこ。しかし、今日の試合は、もう一切忘れなきゃあかん。次から開幕戦のつもりでしっかり戦っていけよ。それじゃ、今シーズンもたんまり斬らせてもらうが、よろしくな!



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