2005年
7月10日(日)
Sunday, July. 10, 2005

祝!入賞!
長嶋 茂

ページ内 顔写真以外 の写真はクリック&ポップアップで大きい写真が見られます。

第31回大会、7勝2敗、準優勝でリーグ戦を終えたJalanJalanは、総合順位決定戦でピンクパンサーと対戦。総合第3位入賞をかけて最後の戦いに挑んだ。

ピンクパンサーは
、JalanJalanチームの出身母体チーム。監督Junも長年ピンクパンサーで戦い、リーグ優勝も経験した老舗強豪。今季はその地力を現し、リーグ2位で順位決定戦に出場してきた。JalanJalanとしてはなんとしても勝って恩返しを果たしたい、そんな訳ありの勝負であった。

試合は、初回から両チーム一歩も譲らない緊迫した投手戦の様相。試合が大きく動いたのは中盤4回。JalanJalan先発梅原が突如崩れ、3四球からの満塁ホームランを浴び、代わった岡も同じく四球と長打で一気に7点を失う。試合は一方的にピンクパンサーがそのまま逃げ切るかに思えたが、その後JalanJalan打線の粘り強い攻撃でじわりじわりと加点。戻った梅原も開き直ったピッチングで復活し、その後は得点を与えなかった。そして大団円。最終回2死二塁。1点ビハインドの最終バッター西村の放った打球は弾丸ライナーで右中間を真っ二つ。サヨナラ逆転ツーランホームランで劇的な幕を降ろした。 (写真は、西村を称える歓喜のJalanJalanナイン。)


JalanJalan vs ピンクパンサー (05/7/10)
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 合計
ピンクパンサー 0 0 0 7 0 0 0 7
JalanJalan 0 0 1 0 3 2 2x 8

順位決定戦のMVP選考会は、ランテンガ島のブルーコーラルリゾートで海がめの甲羅をテーブル代わりにトロピカルカクテルを飲みながらくつろいだ雰囲気で行われた。が、事前協議なくいきなりの投票で殊勲西村が満票を獲得。わずか18秒で決定戦のMVPが選出された。西村選手は前30回大会の順位決定戦でもMVPを受賞。2年連続の決定戦受賞に大舞台での勝負強さが証明された形。(写真は、逆転サヨナラの一打となった一振り)
この決定戦が引退試合となったJalanJalan戦士が二人。まずはピッチャー梅原。第28回大会ではリーグMVPにも輝き、JalanJalan躍進の原動力になった守りの主役だ。この試合は、途中で崩れた梅原をチーム全員が盛り立て、逆転勝利をプレゼント。恩返しをした格好になった。
もう一人は走攻守揃ったチームのけん引役敷田外野手。2年連続のリーグ盗塁王に輝く足で「機動力のJalanJalan」を印象付けた。

総合第3位決定戦個人成績
守備 選手名 打数 安打 本塁打 四死球 盗塁
1
右翼 敷田 2 0 0 2 2
2
二塁 松原 3 1 1 1 0
3
三塁 相馬 2 0 0 2 0
4
遊撃 志村 2 1 0 2 0
5
左翼 野田 4 1 0 0 0
6

捕手

池内 3 1 0 1 0
7
中堅 西村 3 1 1 1 0
8
一塁 2 0 0 0 0
8
一塁 正田 1 1 0 0 0
9
投手 梅原 3 0 0 0 0

安打は全部で6本と苦しみながらもランナーをためて還す効率的な攻撃で劇的なサヨナラへの舞台へつないだ。




第31回大会各試合のチームMVP
敷田
MELCOM戦
松原
SOJIZ戦
志村
JSKL戦
相馬
住友戦
池内
JVC戦
梅原
ハリマオウ戦

Guts戦
西村
WINGS/
ピンクパンサー戦

順位
チーム名
順位
チーム名
優勝
MECOM
13
MITSUI
準優勝
REDS
14
MELCOM
3位
JalanJalan
15
カンチル
4
ピンクパンサー
16
ハリマオウBCM
5
WINGS
17
SUMITOMO
6
マコタ
18
Jスポ
7
HITACHI
19
SOJIZ
8
JSKL
20
アトム
9
GUTS
21
3J'S
10
セーフティファースト
   
11
シルバー
   
12
JVC

 

Bリーグ本塁打
第1位
4本
第1位
4本
相馬
志村

 

Bリーグ打率

打率に関しては大会事務局発表と
JJスポーツ記録部の記録に大きな乖離が
発生したため、本WEB上での発表を
取りやめることと致します。


Bリーグ盗塁
第1位
17盗塁
敷田

 

順位決定戦のハイライトシーン

(クリック&ポップアップ拡大可)

今季打棒完全復活の池内。


打率0.724は断トツのリーグ首位打者。
飛び道具野田は、今季も大暴れ。

GUTS戦でチームを救った岡。

攻守の要、頼れる相馬。

来季は主軸の活躍が期待される正田。

こちらも攻守の柱、本塁打王志村。


大会随一のトップバッター、敷田。


 

逆転サヨナラのホームに滑り込む西村。
ナインが一斉に駆け寄る。
本塁ベース上で手荒な歓迎を受ける西村。
息絶え絶えの西村を称えるナイン。

 
今季はなんとか3位入賞を死守。
来季こそ、狙うは総合優勝だ!


今シーズンは、技術面、精神面でチームに格段の向上が見られた。ここは手放しに褒め称えよう。素晴らしい戦いだった。心からおめでとうと言わせてもらう。順位決定戦では、流れが大きく相手方に傾いた4回以降、不屈のガッツでチームがひとつにまとまった。その全ての魂が最後の西村のバットに乗り移ったと言っていい。プレッシャーの中、平常心で素直に球をはじき返した西村も見事の一言だ。こういう試合ができれば、このチームはけして万年3位に甘んじるチームではない。今季限りで梅原、敷田の両選手が抜けるが、来季こそこのチームワークで悲願の総合優勝を勝ち取ってもらいたい。JalanJalanなら必ずできる。総合第3位、本当におめでとう!


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