2003年
6月15日(日)
Sunday, June. 15, 2003

地球を大事に
FRIM

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(「史上初」は不戦勝を除く)

いよいよ今シーズン、リーグ戦最後の試合は、6月15日、スミトモを相手に行われた。ここまでリーグ4位という気を抜けない強豪だ。

1回表を三者凡退に切って、好調な滑り出しをしたJalanJalanは、その裏、4番志村の適時打で1点先取。その後も梅原のピッチングが冴えに冴え、スミトモはチャンスの糸口がつかめない。一方、JalanJalanは、3回に持ち前の重量打線が火を噴き、3番池内、4番志村のアベックホームランも飛び出す猛攻で一挙9点。毎回安打の13点で5回コールド。梅原は散発2安打、2塁も踏ませない好投でチーム史上初の完封勝利。投打が完璧にかみ合ったリーグ最終戦に相応しい完勝を収めた。

リーグ戦全ての試合を終え、9勝0敗1分と無敗を守ったJalanJalanだが、同率勝ち点のREDSとの得失点差で今シーズンは惜しくもリーグ準優勝で終了。来月は、Bリーグ準優勝のトーメンと総合第3位をかけて対戦する。 (写真は、今シーズンリーグ戦全ての日程を終え、挨拶するJalanJalanチーム)


JalanJalan vs スミトモ (03/6/15)
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 合 計
スミトモ 0 0 0 0 0     0
JalanJalan 1 2 9 1 X     13

試合終了後にダマンサラプレスセンターにて開かれた今シーズン最後のMVP選考会。史上初完封勝利の梅原と、本塁打も放った女房役池内の二人で選考会は最後まで紛糾したが、2塁を踏ませない完璧な内容が評価され、僅差で梅原の受賞となった。梅原のMVP受賞は今季初。
JalanJalanチーム新人紹介
尾上実(おのえ みのる)。HNは、「ナマ」。先月引退した宮田の酔いどれ仲間として参加。この試合、途中から二塁手として出場。残念ながら5回コールドで、打席は回ってこなかったが、すでにミニキャンプは体験済み。

先月デビュー、元気もの敷田の同僚、坂本隆之(さかもとたかゆき)。この試合では先発し、猛打賞の活躍。本社時代は、西武松坂番だったこともある報道記者。敷田とともに今後の活躍に期待がかかる。

酔いどれ宮田の後任としてマレーシアにやってきた岡芳春(おか よしはる)。HNは、「オカちゃん)。ずーっと昔は、ソフトボールチームのピッチャーとして速球ウィンドミルを武器に活躍の経験あり。投手陣に厚みが出るかっ。

第十戦個人成績
守備 選手名 打数 安打 本塁打 四死球 盗塁
1
中堅 野田 4 2 0 0 3
2
一塁 櫛山 4 2 0 0 0
3
捕手 池内 4 2 1 0 0
4
遊撃 志村 4 2 1 0 0
5

左翼

松原 1 0 0 2 0
6
三塁 相馬 3 2 0 0 0
7
右翼 西村 3 2 0 0 0
8
二塁 坂本 3 3 0 0 0
8
二塁 尾上 0 0 0 0 0
9
投手 梅原 3 0 0 0 0

松原が2四球で出塁したことを考慮すると、上位から下位まで打線が満遍なくつながる理想的な攻撃だったことが打撃成績からよくわかる。このリズム、そして安心感のある守備が、梅原の2安打完封を演出したとも言える。最終戦に、JalanJalanソフトの集大成ともいえる戦いができた。



第29回リーグ戦 JalanJalan最終通算成績
選手名 打 数 安 打 本塁打 四死球 盗塁 今季通算打率 前期通算打率
桜井 32 20 6 2 3 625 634
小澤 29 14 0 2 6 483 484
松原 25 12 0 6 1 480 613
池内 37 20 2 0 3 541 654
志村 32 22 3 0 3 688 632
相馬 24 9 2 4 3 375 467
宮田 22 11 2 2 1 500 500
一元 6 2 0 0 0 333 308
山下 1 0 0 0 0 000 750
梅原 30 9 1 0 2 300 656
川又 2 1 0 0 0 500 600
櫛山 15 7 0 1 0 467 478
野田 26 13 0 0 6 500 -
福井 1 0 0 0 0 000 500
敷田 3 2 0 0 1 666 -
西村 4 2 0 0 0 500 -
坂本 3 3 0 0 0 1000 -
Jun 0 0 0 0 0 000 1000
とがり 0 0 0 0 0 000 000

 

A リーグ 最終成績表
TEAM
試合数
得点
失点
勝ち点
得失点差
1
REDS
10
9
0
1
132
28
19
104
2
Jalan Jalan
10
9
0
1
134
55
19
79
3
ニッショウイワイ
10
8
2
0
112
84
16
28
4
SUMITOMO
10
6
4
0
91
96
12
-5
5
アトム
10
5
5
0
100
99
10
1
6
カンチルズ
10
4
6
0
60
121
8
-61
7
HITACHI
10
3
7
0
99
92
6
7
8
MITSUI
10
3
7
0
112
129
6
-17
9
ガッツ
10
3
7
0
83
123
6
-40
10
シルバー
10
3
7
0
80
98
6
-18
11
ハリマオウMBL
10
1
9
0
62
140
2
-78


B リーグ 最終成績表
TEAM
試合数
得点
失点
勝ち点
得失点差
1
MECOM
10
10
0
0
186
36
20
150
2
トーメン
10
8
2
0
155
73
16
82
3
MELCOM
10
7
2
1
120
89
15
31
4
WINGS
10
6
3
1
147
84
13
63
5
マコタ
10
6
3
1
149
90
13
59
6
JVC
10
4
5
1
96
144
9
-48
7
ピンクパンサー
10
4
6
0
108
105
8
3
8
JSKL
10
3
7
0
81
123
6
-42
9
ファンキーズ
10
3
7
0
86
164
6
-78
10
セーフティーファースト
10
2
8
0
76
186
4
-110
11
3J's
10
0
10
0
45
155
0
-110

 

今月のハイライトシーン

(クリック&ポップアップ拡大可)

今日も元気に先頭打者安打で
チャンスを作る野田。
今日も先発で4の2と活躍、櫛山。
本塁打一本を含む2安打。
3番の重責を果たす池内。

久々の本塁打で好調維持の志村。


選球眼はチーム随一。
今日も2四球でチャンスを広げる松原。
打棒復活の相馬。今日は3打数2安打。
デビュー2試合目の西村も4の2で貢献。
右投げ左打ちの坂本はデビュー戦で
3打数3安打の猛打賞。

今日は、ピッチングに専念。梅原。
完封の女房役、池内絶妙のリード。
キャッチャーの腰が引けるトド志村の突進。

レフトフライは松原が手堅く処理。
もったいないセカンドフライ。3者の
間に落ちる。
(←クリック!
その瞬間の坂本の表情)
ショート前ゴロをカット、相馬。
鮮やかなフィールディング。
打ち損ねたロバート・デ・ニーロの顔。

 

 

リーグ最終戦、見事な試合運びで締めくくりましたねぇ。結果的に準優勝ながら、まずはおめでとう。チームの総合力は、先シーズンと比べても大きく飛躍したと感じています。どこからでもチャンスが作れ、つなげられる打線。穴のない守備陣。勝つことへ向けた意欲もチーム一丸となった29回大会でした。さて、ここからさらに課題を見つけるとすれば、「失点数」ですね。AリーグでもBリーグでも優勝を果たすためには、失点を2、30点台に抑えなければいけないということです。ということは、一試合平均2点か3点。今季のJalanJalanには、ズルズルっと相手に大量得点を与える回が散見されました。そこでの合計失点数が優勝チームとの得失点差なのです。冷静にプレーを切る。気持ちを切り替える。こういった「巧さ」が優勝をもぎ取るためには必要なのです。試合終了まで集中力を持続させるのは容易なことではありませんが、ここをひとつ次の課題として成長していって欲しいと思いますね。いよいよ来月はトーメンとの総合3位決定戦。過去から決着のつかない因縁の対決です。ここはJalanJalanの総決算として、悔いのない試合をして欲しいものです。期待してます。


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