![]() | 2001年 6月10日(日)号 | 頼んで安心 Nistrans の引越し |
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この日も勝利の立役者となった豪腕吉原。両リーグ通じて最多得点を誇る猛打ミツイの打線をあわや完封に抑える好投。 | ||||||||||||||||||||||||||||
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2回、JalanJalanは4番松原から始まる打線で5連続安打の4点。3回にも松原、西尾、小澤で追加点、4回には桜井のセンターオーバー本塁打も飛び出し、駄目押し。守っては吉原の好投にミツイ打線は沈黙。あわやコールドかの一方的な流れとなった。 | ||||||||||||||||||||||||||||
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一試合を通して全くメンバー交代なしの布陣にゲームの流れを変えられない緊迫感が出ている。この試合猛打賞の4番松原以降下位打線につながりがあり、得点を積み重ねることができた。 |
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ミツイ戦の興奮さめやらぬまま、ダブルヘッダー第2戦、JSKL(Japanese School of Kuala
Lumpur 日本人学校教職員チーム)との対戦は始まった。一打席ごとに胃の痛くなる緊迫したミツイ戦に比べ、 両チームベンチからも笑いの漏れるリラックスしたゲームとなった。試合の方は、先制、中押し、駄目押しとセオリー通りに加点したJalanJalanが危なげない試合運びでJSKLを制した。(←こんなに強いなんて信じられない・・・と呟くとがり秘密兵器兼マネージャー) |
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この試合は吉原⇔浜田をはじめミツイ戦と大幅にメンバーを入れ替え、予想通りの総力戦となったが、絶好調の4番松原の他、7番一元が3安打の猛打賞。昨年12月ぶりの出場となったJun主将は、三振を含む3凡退とブレーキ。 |
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------------ リーグ優勝のゆくえ ------------ |
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この日のJalanJalan2連勝により、JalanJalanの戦績は通算8勝1敗。同じくミツイも8勝1敗。来月のリーグ最終戦をそれぞれ戦い、引き続き同率だった場合は、両チームの得失点差を比べ、多い方が優勝となる。今回JalanJalanはミツイに勝利したものの、ここまで大勝を続けてきたミツイは得失点差でJalanJalanを50点以上もリードしており、両チーム勝利の場合は、得失点差でミツイ優勝が決定する。またリーグ戦を終えると、Aリーグ、Bリーグの同順位チーム同士が対戦し、最終総合順位を決定する。総合順位決定戦は8月の予定。 |
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今シーズンの天王山、対ミツイ戦はまさにJalanJalanの総決算とも言える試合だった。そして結果はあわやコールド、あわや完封という完勝である。これではもう私も言う言葉がない。今のJalanJalanでは両リーグを通してまともな勝負をできるチームはいないだろう。そのぐらい強い。これは各選手の精神面、技術面での格段なる成長を基盤に、ベンチも含めたチームとしてのまとまり、組織力といったものが存分に発揮できる状態になっているからだ。こういうチーム作りはプロでも極めて難しい。最終的な優勝の行方はまた別の話だが、王者ミツイに完璧な勝ち方をしたことでチームには最高の充実感が溢れていることだろう。この充実感を知るとチームはまたさらに強くなる。ここからいよいよ常勝の王者JalanJalanの歴史が始まることを期待したい。 |