2005年
4月17日(日)
Sunday, Apr. 17, 2005
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KLソフトボールリーグ第7回戦は、4月17日晴天の日本人学校グラウンドで開かれ、JalanJalanは昨年度総合準優勝に輝いたWINGSと対戦。ここまでWINGSは惜しくもREDSに敗れるもその他の取りこぼしなく、リーグ単独2位をキープ。優勝争いの一角にいる強豪。総合上位を狙うJalanJalanとしては形勢を逆転するために絶対に落とせない大勝負となった。

試合は初回1点勝ち越したJalanJalanだが、2回は両チームとも3者凡退。どちらも試合の主導権を奪えない行き詰る立ち上がりとなった。3回表を無失点で抑えたJalanJalanは、その裏に打線が爆発。西村に貴重な三点本塁打が飛び出し、ここで大きく突き放す。その後両チームとも一進一退の力比べになったが、結局この本塁打が決勝点となり、JalanJalanが11対6でWINGSに完勝した。これでJalanJalanはWINGSと2敗で並び、得失点差によりリーグ第2位に再浮上した。(写真は、死力を尽くして勝利をもぎ取ったJalanJalanナイン。)


JalanJalan vs WINGS (05/4/17)
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 合 計
WINGS 1 0 0 0 2 1 2 6
JalanJalan 2 0 6 1 2 0 X 11

通算成績:5勝2敗
投手:梅原
安打:20 本塁打:敷田2号、西村1号
試合終了後にダマンサラプレスセンターで開かれたMVP選考委員会では、4-4、2盗塁の相馬と決勝3ランの西村が候補にあがったが、4-1ながら勝利へのインパクトが評価され、大差により西村の受賞となった。西村の受賞は今季初。

第31回大会第7回戦個人成績
守備 選手名 打数 安打 本塁打 四死球 盗塁
1
右翼 敷田 4 2 1 0 2
2
左翼 野田 4 3 0 0 1
3
三塁 相馬 4 4 0 0 2
4
遊撃 志村 4 2 0 0 0
5
二塁 松原 4 3 0 0 1
6

捕手

池内 4 3 0 0 2
7
中堅 西村 4 1 1 0 0
8
一塁 2 1 0 0 2
8
一塁 尾上 2 1 0 0 1
9
投手 梅原 3 0 0 0 0


この試合も20安打2本塁打と打線が好調だった一方、梅原のコントロール、速球が冴え、6失点ながら危なげのない抜群の安定感で剛打WINGS打線を要所要所でしめ、大量点を与えなかった。

 

第31回リーグ戦 JalanJalan通算成績
選手名 打 数 安 打 本塁打 四死球 盗塁 今季通算打率 前期通算打率
野田 32 15 1 0 6 469 464
敷田 29 16 2 0 14 552 571
相馬 26 14 1 1 4 538 676
志村 29 18 3 1 2 621 457
松原 22 15 0 4 5 682 484
池内 25 17 1 2 5 680 263
梅原 20 5 0 1 1 250 333
14 7 0 3 3 500 385
櫛山 11 4 0 3 1 364 200
西村 15 5 1 1 3 333 429
坂本 0 0 0 0 0 000 429
藤波 2 0 0 0 0 000 000
尾上 16 7 0 2 2 438 800
松田 0 0 0 0 0 000 333
高羽 6 2 0 0 0 333 -
民谷 1 0 0 0 0 000 -
正田 3 2 0 0 0 667 -
Jun 1 0 0 0 0 000 000


この試合のハイライトシーン

(クリック&ポップアップ拡大可)

本塁打を含むマルチ安打で好調持続
のリードオフマン敷田。

何をするかわからない機動戦士野田。
この日も4の3と打棒爆発。

安定感抜群の3番、相馬。4の4。
こちらも打撃好調の4番、志村。

ここまでチーム首位打者をキープ。
絶好調の主将松原、4の3。

チーム首位打者争いのライバル、
この日も4の3で肉薄の池内。
するどい打球で2の1、2盗塁と
活躍の岡。

平凡な打球もファインプレーに見せる
名手尾上は、打撃も好調2の1。

打撃に悩みながらも投球に全精力
を 傾けて結果を出した梅原。
守る百面相、志村。

孤独なジャグラー、松原。

相手ランナーは打球ではなく、
志村の顔を見てしまう。

 

久々に素晴らしい力相撲やった。選手一人一人の良さが余すところなく出て、それがチーム力としてまとまったという戦い方だったな。これだけこのチームが地力を出したら、昨年準優勝チームと言えども、とても相手にはならんだろう。そのくらい破壊力がある。特に、2〜4回を無失点で抑えた梅原、池内バッテリーの投球と、膠着状態を打破した西村の一発による相乗効果が絶大だった。JalanJalanは一気にリズムに乗り、WINGSは逆に戦意を喪失、リズムを掴むことができなくなった。「我慢で凌いで打つ」。この投打の噛み合いが最大の勝因だろう。リーグ戦はあと2試合。曲者の対戦相手が続くが、それぞれの役割を黙々と果たしていく強さが発揮できれば、恐れることはない。それに徹する平常心を持ち続けるだけや。



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