2003年
4月20日(日)
Sunday, Apr. 20, 2003

クオリティで勝負する
Nissei Sangyo

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2003年4月20日第8回戦は、ここまで4勝3敗の戦績を残すアトムとの対戦となった。

試合は、先制点を取ったJalanJalanが試合の主導権を握るかに見えた矢先の3回表、単打をつないだアトムが一挙大量点で逆転。今回も最後までもつれるかに思えたが、その裏JalanJalanがすかさず逆転。そのまま終盤に向けてアトムの攻撃を最小得点に抑え、JalanJalanが辛くも逃げ切った。この日、同じ6勝1敗のREDSは、ニッショウイワイをコールドで制し、楽勝。得失点差はさらに開いた。最終戦までの残り2試合、REDSとの得失点差を23としたJalanJalanは厳しい戦いを強いられる。果たして、奇跡の逆転優勝はあるのか。大詰めに向けて、ドラマは最高潮に達していく。(写真は、試合前の挨拶)


JalanJalan vs アトム (03/4/20)
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 合 計
アトム 0 0 7 0 0 0 1 8
JalanJalan 1 5 3 1 2 0 X 12
2回に大量5点を奪うなど、序盤から試合を優位に進めてきたJalanJalanに3回表、大きな落とし穴があった。しぶとくつないでくるアトム打線に、JalanJalan守備陣のエラーもこの回に集中。ビッグイニングとなる。その裏、逆転するも、終盤に向けて大量点が奪えず、4点差の辛勝となった。最後まで3回表の7点が大きくのしかかった。(アトム打線に苦しみながら3回以外をほぼ完璧に抑えた梅原投手とショート志村)

とがりが帰国してJalanJalanマネージャーの重責を一人で担う、ななマネージャー。優勝の可能性を残すためには、もうひとつも落せない崖っぷちのJalanJalanナインを、笑顔で励ます。勝利のゲームセットでホッと安堵という試合が続く。 「勝った日はお酒が美味しいから」と上機嫌だ。
試合終了後にダマンサラプレスセンターにて開かれたMVP選考会では、久々に松原選手が選出された。 次点は志村選手と池内選手。3選手とも4打数3安打の猛打賞でチームの勝利に大きく貢献したが、志村選手の派手なショートゴロエラーの印象が焼きついていた記者の票が松原選手に流れ、3票差という僅差で松原選手の受賞となった。松原選手のMVPは今季初。

第八戦個人成績

守備 選手名 打数 安打 本塁打 四死球 盗塁
1
一塁 野田 4 2 0 0 1
2
右翼 櫛山 3 0 0 0 1
2
右翼 宮田 1 1 0 0 1
3
中堅 櫻井 4 2 0 0 1
4

遊撃

志村 4 3 0 0 0
5
捕手 池内 4 3 0 0 0
6
三塁 小澤 4 1 0 0 0
7
左翼 松原 4 3 0 0 1
8
二塁 相馬 4 0 0 0 0
9
投手 梅原 3 1 0 0 1

この日もREDS戦とほぼ同じラインアップで望んだJalanJalan。一番野田が2安打でチャンスを広げ、クリーンアップの8安打で着実に加点する。もう一つのクリーンアップ松原も3安打と気を吐き、フタコブらくだ打線が見事に結実した。しかし、ここでもう一本という場面も多く、更なる打線のつながりが今後の勝利の必須条件となるだろう。(出塁後クリーンアップのタイムリーヒットで生還する野田)


第29回リーグ戦 JalanJalan通算成績

選手名 打 数 安 打 本塁打 四死球 盗塁 今季通算打率 前期通算打率
桜井 27 16 4 2 2 593 634
小澤 24 9 0 2 4 375 484
松原 22 11 0 4 1 500 613
池内 28 15 1 0 1 536 654
志村 23 17 2 0 2 739 632
相馬 17 4 2 4 2 235 467
宮田 17 9 2 2 1 529 500
一元 6 2 0 0 0 333 308
山下 1 0 0 0 0 000 750
梅原 22 7 1 0 2 318 656
川又 2 1 0 0 0 500 600
櫛山 10 4 0 0 0 400 478
野田 19 10 0 0 2 526 -
福井 1 0 0 0 0 000 500
長内 0 0 0 0 0 000 -
Jun 0 0 0 0 0 000 1000
とがり 0 0 0 0 0 000 000

 

今月はちょっと違ったアングルからバッティングシーン
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クリーンヒットでチャンスの突破口、野田
先発出場もバットは湿りがち櫛山
当たりが戻ってきた3番櫻井

シュアなバッティングで猛打賞、志村

クリーンアップの一角で猛打賞、池内
芯を食う打球も野手正面の不運、小澤
猛打賞の7番打者は脅威、松原
スランプ脱出に期待、相馬
打率が伸び悩む、梅原

 

今月のあっ、惜しい!守備編
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三遊間横っ飛びの間を抜ける打球


あっ! グラブからはじき出る白球、野田
派手なプレーが身上、遊撃手志村
もう少しでライトゴロ、ライト強肩宮田



一旦崩れだすと、バタバタバターっと大量点を献上する回がありますねー。JalanJalanの悪いくせです。これで試合を自分で苦しくする。2、3点入ったところで内野がリズムを一旦切らないといけないですね。ピッチャーは苦しくなると、ペースを上げてどんどん投げようとしますし、自分ではそれがわからないのが常ですから。野手が一緒になって舞い上がっていては傷口を広げるだけです。球を持っていない野手も戦っているんだという自覚をもっと持った方がいいでしょう。打線には次第に当たりが戻ってきました。振り回しすぎず、縮こまらず、伸び伸びと振り切れるようになってきました。これは残り試合に向けて、好材料ですね。しっかり振り切れば、外野の頭を越えずとも、打球の速さで外野を抜ける可能性が出てきます。残り2試合ですか。ん〜どうなんでしょー、得失点差23点をひっくり返すのは確かに厳しいですが、今のJalanJalanの地力が発揮できれば、不可能な数字ではありません。私が現役監督なら、これぞメイクドラマの序章という感じでしょうか。舞台は整いました。しっかり振り切り、しっかり守る。終盤にJalanJalanらしさの見える、伸び伸びとしたソフトボールを期待しています。


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