2001年
4月15日(日)号
品質のゴム
WTRP

前回第5戦で初めての黒星を喫し、開幕連勝をストップされた後の第6戦。相手チームはここ数年常に優勝戦線を争ってきた強豪WINGS。バント攻撃で敵野手を翻弄する異色チームだ。そしてここまで両チームとも4勝1敗で迎えた6戦目。勝った方が優勝戦線に残り、負ければ脱落という、どちらもどうしても落とせない一戦となった。

JalanJalan、今日の投手は浜田。重い球とコントロールの良さが持ち味のピッチャー。対するWINGSはウィンドミルの速球投手。しかし、コントロールが安定せず、終盤5回に乱調。そこまでリードを許してきたJalanJalanは、このチャンスを逃さず、一気呵成に大量8点の猛攻で試合を決め、1敗同士の決戦にけりを着け、5勝1敗で優勝戦線に踏みとどまった。

今日の試合ではいつもの采配に加え、敵投手の胸をえぐる野次でベンチから勝利に貢献したJun主将監督代行と秘密兵器兼マネージャーのとがり。

JalanJalan vs Wings (01/4/15)
チーム名1234567合 計
Wings40010218
JalanJalan210080X11
打力では地力に勝るWingsが初回いきなり連打で4点。さすが強豪の迫力にたじろぐ雰囲気が漂いながらも、その裏2点を返す。そして2回に更に1点。この食い下がりが後でモノを言った。5回に相手投手の乱調もあり、打者一巡の猛攻で8点。その後じわじわと加点されるが、抑えきって息詰まる勝負に決着をつけた。


守備選手名打 数安 打本塁打四死球盗塁通算打率
1中堅桜井50000412(17-7)
2遊撃よりてる10031666( 9-6)
3捕手池内32010529(17-9)
4左翼松原21020400(20-8)
5投手浜田21020545(11-6)
6三塁小澤10020

333(15-5)

6三塁梅原10000 357(14-5)
7一塁西尾30010 238(21-5)
8右翼一元10010 166( 6-1)
8右翼宮田21000 500(10-5)
9二塁石川00020 200( 5-1)
9二塁山下21000 500( 4-2)
相手ピッチャーのコントロールが定まらないこともあったが、今回もなかなか打線がつながらなかった。2安打以上はわずかに池内のみ。ただ、四球が14というのも多く、1イニング平均2個の四球という計算になる。第6戦までに規定打席に達している打者で5割以上を打っているのはほんの一握りになってしまった。

今日は苦しい接戦をものにしてチームに新しい自信ができたのではないか。勝負へのこだわり、執念が確実に育っているように見えた。しかし、それにしても相変わらず決定打が出ない。あれだけ相手ピッチャーが苦しんでいるのだから、四球に絡めた連打でもっと早くノックアウトすることはできたはずだ。引き続き、課題は打力ということになる。今日の投手浜田はけして調子のいいデキではなかった。いつになくコントロールも悪く苦しんでいたが、持ち前の重い球で初回以外を無難に抑えたのはさすがだ。守備もよく盛り立てチームとしての総合力でWingsを上回ったと言うことだろう。

 



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