2001年
3月4日(日)号
新時代へ
研精舎

対戦相手ピンクパンサーはMas監督、Jun主将の出身チーム。過去にはリーグ優勝の経験もあるが、ここ2、3年は下位に甘んじている。そのピンクパンサーとJalanJalanとの因縁の対決は、予想外の投手戦となった。正に同じタイプの剛速球ウィンドミル投手。両チームの打線は、見逃し、空振りの三振の山を重ね、これが本当にKL日本人会ソフトボールリーグの試合かと見紛う。そしてその勝敗は、僅かな敵失をものにしたピンクパンサーの勝利で決着し、JalanJalanは開幕以来初黒星を喫した。

 

JalanJalan vs ピンクパンサー (01/3/4)
チーム名1234567合 計
ピンクパンサー103000 4
JalanJalan120000 3
1回表裏互角の滑り出しの後、JalanJalanは2回に勝ち越したが、3回の表にひっくり返される。その後、両投手とも譲らず、息詰まる展開のまま追加得点が出ず、ピンクパンサーが押し切る。


守備選手名打 数安 打本塁打四死球盗塁通算打率
1中堅桜井31000583(12-7)
2遊撃梅原20010385(13-5)
3三塁宮田32000500( 8-4)
4左翼松原20000388(18-7)
5一塁西尾30000278(18-5)
6捕手池内30000

500(14-7)

7右翼浜田32000 555( 9-5)
8二塁石川10000 200( 5-1)
8二塁カズ20000 100(10-1)
9投手吉原32100 555( 9-5)
1回裏に宮田のヒットで1点を返し、2回にはピッチャー吉原が勝ち越し2ランホームランで投打の活躍。このリズムで展開するかと思われたが、その後相手投手を打ちあぐみ全く連打が出ない。結局、宮田、浜田、吉原の各2安打と桜井の1安打のみという結果に。

リーグNO.1とNO.2の投げ合いだけあって投手戦に凄みがあった。しかし、両チームとも打線は貧打線。打てないなら打てないなりに打者としての工夫が欲しいところだ。今回JalanJalanは、明らかに相手投手の力量を上回っていた味方吉原投手の力投を打線、守備で足を引っ張った形だ。何とかしてやろうという勝利への執念、これは技術以前にチーム全員が培っていかねばならない。初めての敗戦で「勝つこと」を意識できるようになれれば、それも無意味ではない。

 



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