![]() | 2001年 2月18日(日)号 | 整備安心 JAL |
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余裕で戦況を見守るベンチ応援席 |
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主砲Tom選手が抜け、豪腕吉原投手を欠いた第4戦。3連勝の後、ある意味で素の力を試される大事な試合となったJVC戦。しかも相手は強豪だ。否応無しに選手の気持ちは引き締まる。特に投手、浜田は負けられないこの試合を一人で投げ通さなければならない。しかしその緊張感が好転し、初回から先取点、連打、守っては零封と2回を終わって10対0と絶好のスタートを切り、勝利を引き寄せた。その後、大量点の緩みか打線は大振り、ポップフライが増え、4回以降0点を積み重ねたが、JVCも浜田の重い球を打ちあぐね、思うように連打が出ず、そのままずるずると11対4という大差でJalanJalanが楽々と開幕4連勝を達成した。 |
チームがこれだけ強いと秘密兵器兼マネージャーのとがりも自信満々。スポーツドリンクもビッグな飲み方。この日、日本から久しぶりに駆けつけたマネージャーのtomo。強く生まれ変わったチームにびっくり、にっこり。 ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||
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試合の前半で流れを決定付けた。2回は打者一巡7安打1本塁打7点のビッグイニング。このままコールドかと思われたが、JVCの守りも粘り強く、後半無得点と大量点後の打撃に課題を残す。 | ||||||||||||||||||||||||||||
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1回に4番松原のスリーラン本塁打、2回に5番西尾の満塁本塁打とクリーンナップが塁に走者を溜めての一掃長打で効率よく加点し、JVCの戦意を奪った。まさに主将の思惑通りにクリーンナップが点を取った試合と言える。 |
今日は投打がよく踏ん張った。浜田の重く速い球は連打を与えず、5打数1安打の西尾の1安打が満塁ホームランとは値千金、クリーンナップはその勝負強さが必要なのだ。連勝連勝でなかなか辛口が言えないが、俺は褒め言葉を書くためにこのコラムを持っているわけじゃないからしっかり言わせてもらう。4回以降の0点の行進はいったいなんだ。相手ピッチャーは回も後半に来て球威、コントロールとも甘くなっている。それを同じように甘いスイングで助けてどうする。前半に大量点があると後半打線がダレルというのは、選手に勝利への執念が欠けているからだ。点は取れるだけ取る、その先にある勝利なのだ。この調子ではいつか試合をひっくり返されて悔しい思いをすることになる。 |