2000年
12月17日(日)号
計算機は
AOBA

開幕戦コールド勝ちで盛り上がってから1ヶ月。第2戦はセーフティファーストを相手に息詰まる投手戦となった。そしてその投手戦を制したのは今シーズンから入団した新人投手、吉原、浜田のパーフェクトピッチングであった。

  
吉原選手(左)は、ウィンドミル投法の速球投手。一方浜田選手(右)は重い球とコントロールを武器に敵打線を封じる。
  

試合後の集合写真ではよりてると池内が思い余ってキャッチャーマスク越しの勝利のちう。 メンバーの顔も今までのシーズに比べてとにかく明るい。

前回大喜びのとがり秘密兵器は、今回も笑いが止まらない。
JalanJalan vs セーフティー(00/12/17)
チーム名1234567合 計
セーフティー10010002
JalanJalan020201×5
立ち上がりにいきなり先制点を取られるも、その後を落ち着いて処理。敵投手の好投に連打を阻まれながらも辛抱。無得点に抑えながらJalanJalanは、細かいチャンスを適確に物にするシタタカな試合運びでじわじわと点差を広げていった。


守備選手名打 数安 打本塁打四死球盗塁通算打率
1三塁よりてる43000750
2遊撃JUN42000666
3左翼松原41000444
4投手吉原31010 333
4投手浜田110101000
5一塁西尾31000 428
5一塁梅原00000500
6右翼宮田30000 000
6右翼一元00000000
7二塁小沢32000428
8中堅櫻井331001000
9捕手池内31000500
クリーンアップが完全に抑えこまれた格好で打線がつながらずに苦しい展開だったが、下位打線に当りが出てうまくカバーした。序盤2回裏に出た桜井の初ホームランがチームの勢いをつける上でも効果的だったと言える。

開幕戦のコラムで「ぷよ投手の助っ人を得て勝ったものの第2戦をどう戦うかで今シーズンの本当の戦力を占える」と書いたが、第2戦の試合運びは、今シーズンの可能性を充分に証明したと言っていいだろう。相手を寝技で抑え込むようなねちっこい展開だった。しかし、それにしてもクリーンアップが湿りすぎだ。開幕戦に比べて投手の質が高かったわけではないのに、勝手に「投手戦」にしてしまったのは上位陣が不甲斐ないからだ。投げる人がきっちり抑え、打つ人がしっかり点を取る、投打のかみ合ったチーム力を維持していかないと、この先の強豪対戦を乗り切っていくことは難しい。奮起を祈る。

 



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