帰ってきたぷよぷよ仮面KLオフ会



っかくて脂っこいが気は小さい・・・。
ぷよぷよ仮面を一言で表すとこんな奴だ。右の写真も普通の被写体と同じように、3mくらい離れたのに顔が収まらない、こんな奴だ。彼はKLソフトボールチーム「JalanJalan」のエースでもあった。その大きさで相手バッターの遠近感を麻痺させ、タイミングを狂わせる。決め球「はんさむまきう」でチームの勝利に貢献した。そんな彼が長い失業生活に区切りを付け、再就職の報告を兼ねてクアラルンプールに戻ってきた。とは言え夜のKLでは「こめさんの一番弟子」として糜爛(びらん)した日々を重ねてきた彼には「会えない」人も多く、「会える」人だけが集う歓迎オフ会となった。

 

ぷよぷよ仮面が博多に戻って一番恋しかった一品は、スタジアムネガラの「スリランカ蟹のブラックペッパー」だった。ここはまたスティームボートも名物。カニの爪をハンマーで割りながらピリ辛の肉をハグハグし、鍋のスープをズズッとすすればビールが美味いわけだ。

 

集合したのは、主賓ぷよの他、kaobal夫妻、はらまき(まさのりは病欠)、とがり、こめ、不動一家、よりてる、ぴろりん、Jun一家の総勢16人。この日はKL日本人会ソフトボールの開幕第一戦が行われ、4番でピッチャーをこなしたぷよを擁した「JalanJalan」は見事初戦からコールド勝ちをおさめたご機嫌な夜なのであった。右の写真は皮パリパリでアツアツの手羽先。

ところが、今回そんな大殊勲の主賓をいきなり隅に追いやったのはオフ会デビューのぴろりん。若くてハンサムな彼は、はらまき&とがりの2女王に囲まれ、途中から主賓となる。遠くの方で遥(小学5年生)と遊ぶぷよぷよ仮面が「そうやってチヤホヤされるのは最初のうちだけでっせ。覚悟しときや」と憎まれ口を叩く。写真左は屋台ベジの王道、ベビーカイラン。ガーリックでササッと炒めて美味。

久々のオフ会参加、kaobalさんといずみさん夫妻も元気。主賓席を奪われたぷよはもうヤケクソの笑顔。「ぷよ、気にすな。お前は所詮その程度や」とちっとも慰めてないkaobal重鎮。
左写真は、おなじみソトンボール。チリソースで食す。

 

ぷよぷよ仮面がランカウイを捨てて帰国したことに「けー、ぷよってかっこわりぃ」と厳しい帝王こめ。そのままの眼光でカメラに思いっきりポーズかましている彼に「あ〜に、かっこつけてんだ〜よ」と志村的突込みを入れるとがり。これはどっちもちょっと怖くてカメラマン震える。

 

青葉3兄弟代表で参加のよりてるとJun息子、遥。同じテーブルについているのに、ぷよがずいぶん前にいるようだ。
1年前にランカウイで働き始め、いつの間にかみんなの前から姿を消したぷよぷよ仮面。故郷博多での浪人生活から再びKLにそのでっかい姿を現した。そして「自分ひとりでいろいろと悩んでいたけど、みんながこんなに自分のことを気にかけていてくれたんだとわかって胸が熱くなった」と言う。「今度は人生を賭けて思いっきり頑張ってみる。見ててくれ!」彼の目は輝いていた。

その頃、私ととがりは彼が3ヶ月持つかどうかで賭けをしていた。

 



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