はらまさ新婚牡蛎鍋オフ会
はらまきがKLにやってきた。大量の広島名産生牡蛎を携えて・・・。
マタハリルームで知り合い、昨年4月12日、KLで開かれたBBQオフ会で初めて会った広島在住「夜マタの女王」はらまき(写真左)とKL在住「初代マショーズの若頭」まさのり(写真中央)。マタハリに衝撃を広げた密やかな恋を1年足らずで成就させ、1998年1月1日見事入籍。そして21日、堂々のマレーシア入りを果たし、クアラルンプール郊外サンウェイ地区にて新しい二人だけの生活をスタートさせたのである。今まで何の生活臭もなかったまさのりのコンドミニアムのキッチンに新妻はらまきが立ち、とろけるような牡蛎鍋をKLジャランメンバーに振る舞ってくれたのは、それからたった3日後の1月24日であった。(写真右、マショーズ同期のきんきちが祝いに駆け付ける)
土鍋のグツグツ煮える音とカグワシイ味噌の香りが、KLのメンバーを幸せなひとときにいざなう。あ〜もうジュルル状態。椎茸、葱、豆腐、シラタキ、白菜といった鍋の常連達が今夜のスーパースター広島産牡蛎を引き立て、味噌を舞台に最高の仕事をする。君達はエライッ! そして牡蛎ちゃんはもっとエライッ! 牡蛎を食べるのは久しぶりだ。まして牡蛎鍋なんていつ食したか記憶も定かではない。日本を長く離れているKLのメンバー達は会話を止め、ふらふらと湯気の立ち上がる鍋へ誘われるのだった。
と、ところが、すでにもう鍋に取り付いている奴がいる。そうだ、食道の哲人、tomo女王様だ。しかも妹分naoちゃんを従え「ぬかるんじゃあねえぞ!」と気合いを入れている(この辺は一応お約束のクダリということで)。
参加者達から次々に手が伸びて最初の鍋はあっという間に空になる。はらまきは再びキッチンへ行き、第2鍋の仕込みに取り掛かる。ハフハフハフと牡蛎を咀嚼する美味しい響き。常夏の国ではあまりハフハフハフはしないのだが、やっぱり鍋はこうでなくってはいけない。
あぁ、これは何と美味いのだろう。しばらく話し声も止み、静寂が支配する。
今回の初登場をこの辺でご紹介しよう。写真左がマレーシア語学留学中のnaoちゃん。鹿児島から来た女子大生だ。小犬のように人なつっこく、知らない人でもどこにでも付いていってしまう。前日、初めてのバンコク一人旅から帰ってきたばかりだが、手首にはタイっぽいブレスレットがジャララ。バンコクで声を掛けられた日本人バックパッカー達に買ってもらったというから、初対面の人と仲良くなる天賦の才があると言える。
それからもう一人は中内さん。とても物静かでオフ会の盛り上がりに圧倒されつつ、ハフハフしていたようであった。タカの友人ということなので、それなりに叩けばホコリが出る人なのであろう。次回に期待したい。
その他の参加者は、不動さん、YOSHIさん、タカ、よりてる、きんきち、健さん、Jun&Mas。それから左の写真、日本からやって来たあいるさんとkaobalさん。これが新生高橋家を最初に荒らした記念すべきメンバーであるが、その風景をしみじみと見回して、いったい何を考えているのだろう、写真右下のまさのり。ほんの半年前、一人淋しくキーを叩いていたこの部屋に嫁さんが来て、
人が大勢来た。人生とは、運命とは何と不可思議なものよのう、等と一人ごちているのだろうか。そうこうしているうちに再びはらまきが掲げた牡蛎鍋第2陣が入場し、人々はまたごそごそと立ち上がる。
ハイテンションの健さんと食べるtomoちゃんは、お約束のショット。意図的にそう言うカットを撮影した覚えは全くないのだが、現像が上がってくるといつもこのカットばかりなのだ。一度でいいから遠くを見つめる健さんとか、静かに微笑むtomo女王ってなものを撮ってみたいものである。
食って飲んで、腹一杯になると再びいろいろな話題に花が咲き出す。そして今回は珍しく高橋家の新兵器、プレイステーションにハイライトが。日本のゲームセンターでも一番人気という「電車でGO 」が仕入れられたばかり。ひたすら単純なゲームなのに止められなくなる。電車の運転とはこんなにも難しいものなのかとみんなでちょっと電車の運転手さんを尊敬してしまう。「はやい、はやい、はやい!」、「いやいや、これはけっこういいんとちゃう?」プレイしている奴より外野がハマッてけっこううるさい。
翌日がソフトボールリーグ、JalanJalanの試合だというのに丑三つ時まで「京浜東北線」を走るメンバー達。ふと傍らの本棚に目をやると、食散らかし騒ぎ捲る連中を静かに見下ろす二つの笑顔があった。BBQオフ会レポートの中にあった初めてのツーショットだ。この写真の二人はこんな日が訪れることを気付いていたのだろうか? そしてこれからも、今はまだ気付かない幸せがもっともっとやって来るに違いない。心を込めておめでとう。そして美味しい牡蛎鍋をありがとう。いつまでも、いつまでもお幸せに・・・。
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