久々に日本からたくさんやってきたKLオフ会



回は、計6人の来訪者を続けて迎えたクアラルンプール。そこで行われたオフ会を2発一緒にレポートしよう。まず、3月11日、大道芸人一座のひさこ、アッコ、GONの3人娘。KL組は、kaobal、じょー、不動、ぷよぷよ仮面が迎え撃った。会場は、今月初め、PJにオープンしたばかりのインド料理屋「Passage thru India」。タンドリーチキンや海老カレー、フィッシュカレー、チキンカレー、ほうれん草カレーなどがナンやライスと共に並ぶ。それぞれ少しずつ味見をしながら食べていくと具の妙味が入れ替わってどんどん食が進んでしまう。

 

食事が終わると、大道芸をしに来た3人娘、早速芸のご披露となる。店には他のお客さんも食事を楽しんでいるが、そんなことは関係ないのが大道芸の神髄だ。店内を勝手に演芸ホールに見立て、3人は入り口付近に立ち位置を移すとお客さんを見渡す。他のお客さんは、「な、なんだ、何が始まるんだ・・」と口の中にスプーンをつっこんだまま辺りをキョロキョロする。
このお店は、インドミュージックをライブで楽しめる。シタールの響きが異国情緒を膨らませてくれる。その演奏をしてくれるインド人トリオに自分たちで「ミュージック!」とキューを出すといきなり踊り始めるひさぞう。ちょっと付いていけない風情のアッコとGON。すでにあちらの世界に入ってしまったひさぞうは戻ってこない。
「いったいなんだ、何が始まったんだ」と思ったのはお客さんだけではない。お店の従業員も仕事の手が止まる。厨房からはお客のオーダーもほったらかしてコックたちまで飛び出してきた。いったい誰が料理を作っているんだ、この一番忙しい時間帯に。このいい加減さがマレーシアのいいところなんだなぁ。
フィナーレは18番の風船芸。このためにわざわざ日本から持参したポンプと風船で次々と不思議な作品ができていく。コックやウェイトレスもステージにかり出され、ポーズを取らされる。この時点でお客の対応をしている店員はいなくなる。マレーシアらしく椰子の木に登り、ココナッツを採ってくる猿というお題で締めくくり。満場の拍手に一座は楽屋に戻っていくのであった。旅行先のレストランで芸をする3人娘って・・・。

 

 

て、お次は3月21日の日曜日。その日は日本人会ソフトボールのリーグ戦でチーム「JalanJalan」が勝率五分を目指す大事な一戦。日本から応援に駆けつけた、あこ、ちさ、ひさぞ、GON、KL在住のnao、うぴこら久々に多い女性の声援に男たちは発憤。力が入りすぎたバットからは次々と詰まったフライが打ち上げられた。
その夜は、当然オフ会となる。KL中心部、ジャランインビをちょっと入ったところに「ペーパーバッグチキン」で有名なチャイニーズレストランがある。カリカリっとした海老焼きそばもなかなか絶品だ。KLオフ会はもう何度も参加している、あことちさ。JalanJalanの2枚目スター、Tomさんを奪い合うライバル同士だ。
こちらはすっかりラブラブ状態になってしまったうぴことnaoのテーブル。久しぶりに健さんのケハケハ笑いが店内をコダマする(ほんとにコダマしたら恐い)。その向こうに見えるのが、茂助さん。KLには仕事で3週間ほど滞在している。(今回デビューなのに扱いが小さくてごめんなさい)
同じテーブルにいたのが、ひさぞうとGON。今日は観客も多いのだが、大道芸は見せずじまい。インド料理屋での演芸会後、コタバルへの小旅行を済ませたのも束の間、KLで熱を出して丸々二日棒に振って寝てたという間抜けな一座は、病み上がりのため自重。そして初めて遭遇した健さんを見て「我々の大道芸など足元にも及ばない」とその迫力にたじろぐのみ。
こちらのテーブルは幹事の不動さん家族、その後輩、Tomさん、ぷよ、あこ、ちさと並ぶ。みなダイビングをするとあってもっぱらダイビング談義。不動さんの後輩は、ダイビングのインストラクターで毎週ティオマンに潜りに行く強者だ。それまで談義を大声で仕切っていたぷよぷよ仮面は、それを聞くと静かに食事に専念する無口な男となっていった。

 

とにかく美味しかった、ペーパーバッグチキン。これは一つがRM4とお手軽。店にはお客が満杯となるわけだ。日本からやってきたJalanJalanの仲間たちも美味しくて、楽しかったオフ会に大満足。久しぶりにたくさんの来馬組を迎えて賑やかなKLオフ会となりました。
また会いましょう、それまで元気で。

 



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