焼き肉屋健さんオフ会
お馴染み居酒屋健さんがこの夜は「焼き肉屋健さん」に模様替えをしてまたまた珍客万来となった。日本からやって来たのはマタハリ写真部長のこ、とがり&てんこう(通称とがてん)、すみこさん。KLからの初参加が、ゆかさん夫妻、kaobalさんのテニス仲間島田嬢。レギュラーメンバーは店主健さん、きんきち、kaobal、たか、よりてる、Jun&Mas家族の合計20人だ。
この日はちょうど「マタハリの酒と涙と男と女」ことLimeさんのオーケストラ演奏会の日。とがり&てんこうがこのコンサートで優雅な調べに酔っている頃、焼き肉屋は、石川さゆりのこぶしの中で一足先に酔い始めていくのであった。この日も健さん、味に磨きがかかってたぞぉ。まずはメニューからだっ。
焼き肉屋健さん今晩のメニュー






左上から、もちろん主役の焼き肉様。そしてキュウリのにんにく醤油漬け、これがパリポリとつまみに最高。隣がしっかりと味の染み込んだ里芋といかの煮付け。それからお腹も満足、チラシ寿司。二段目左が切干大根とムール貝、二つのハザワリの妙味。そして隣は、蓮根、ごぼう、人参、椎茸、コンニャク等の煮物盛り合わせ。最後にルーも自家製、健さん特製のポークカレーとくる。

マタハリ写真部長、オンライングルメマガジン「まさのりこ」編集長と多忙な肩書きを持つ「のこ」は日本からやって来た。健さん特製「サングリア」に挑戦、結果はこの目が物語っている。写真右はKL在住「たか」と日本から初登場の「すみこ」。遠距離恋愛中の二人は、貴重なマレーシアでの逢瀬を焼き肉屋で過ごしてしまう。ここですみこさんはマタハリデビュー。「へぇ〜、チャットってこういうふうになってるんですかぁ。おもしろいですぅ〜」と言いながら、マタハリで今までのたかの「素行調査」にも余念がなかった。たかのこれまでのKLでの行いについてはJalanJalanは、ノーコメントとしたい。

それから今回初参加は、KL在住の「ゆか」と旦那様。だんなは、KLでコンピューターの販売などに携わっており、参加メンバーからなにやら「マタハリ価格」などを交渉される。このあとゆかさんは、10月末の一時帰国時に「JalanJalan友の会大集会」にも参加。とても明るい華やかな女性であった。そしてまたまたマタハリデビューは、kaobalさんのテニス仲間、島田さん。真剣な眼差しでキーを叩く。

こうして酒飲んで盛り上がっている最中に誰かがPCに向かっているという普通ではありえない光景が焼き肉屋、居酒屋健さんの特徴。この日も入れ替わり立ち変わり発言者は交代するが、日本側からチャットしている人達は、「今だれっ?」と聞かなくてはならず、結構厄介ではある。しかしKL組は酔っ払っているから仕方がない。初めてオフラインで会った者同士が安心して和気藹々できるのは、「健さんち」というアットホーム感があるからかも知れない。飲みたい奴は飲み、食いたい奴は食う。寝たい奴は寝、チャットしたい奴はチャットする、と何とも自由なのだ。

しかしそれでも店主は疲れる。途中別室で一休みした後、この日のために買ったロッキングチェアにゆられる健さん。この日はJun&Masの子供達も参加したのでなおさらだ。意外だったのは、「超魔性」と名高いよりてるが子供達の人気者。本魔性の健さんといい、超魔性のよりてるといい、子供は魔性が好きなのだろうか。夜中の12時近くなったころ、「今まで本当にクラシックを聞いていたのか」と思わせるようにドタドタと乱入してきたのが、日本から登場のてんこう&とがり。「もう腹減って、腹減って」と叫ぶ。てんこうは初登場。健さんは再び厨房に入ると、残り物に火を通し始めるのである。

とにかく人生、カレーがあれば何もいらないというてんこうは、健さん特製ポークカレーの皿を持つともうご機嫌。どこに行くにもこのカレー皿は離さない。チャットでは日本から「とがりと代わって」というログも出るが、「今ソイドコじゃない・・・」と食いまくるとがり。腹具合が落ち着くとてんこうは一口だけ残ったカレー皿を持ってあっちフラフラこっちフラフラ。とがりはまた人の頭を押さえ付けて強制一気飲み。焼き肉屋は閉店の時間を大幅に過ぎながらも夜中まで盛り上がっていったのである。しかし、結局二人からはLimeさんが奏でるクラシックの調べの話は出てこない。その後も二人が眠気も催さず暴れまくった様子を見ると、どうもコンサート会場でしっかり睡眠を取ってきたというのがKLでの憶測である。が、真相は定かではない・・・。
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