タイトル | : Re: 便乗質問さま | |
投稿日 | : 2009/11/06(Fri) 14:24 | |
投稿者 | : 心配しないで | |
ホスト名:203.148.88.79 |
便乗質問様
バクタはオールドキノロン系と呼ばれる抗菌薬で作用的には
クラビットなどのニューキノロン系と変わりません。
ただ作用部位がオールドキノロンは腹部から下の部位が中心なのに
比べニューキノロンは上気道から下腹部まで幅広く効果があります。
一部の医師は膀胱炎に上気道などへの効果は必要無いということで
バクタを処方されるケースも有りますが、日本の泌尿器医は殆ど
ニューキノロンを処方しますね。オールドキノロンと比して
幅広く効いてしまう代わりに多少安全性がアップしてますから。
大腸菌にはフロモックスなどのセフェム系の抗菌薬も効果有りますが
おそらくフロモックスは海外では他の薬剤と比して何のメリットも無く
使われて無いと思います。クラビットが病院で貰えなければ
ガーディアンなどの街の薬局のカウンターでいくらでも買えます。
大切なのはクラビットなら100mgの物を毎日2錠、
1週間以上キッチリ飲むことです。副作用は光に過敏になる事、
腸管内の細菌(俗に言う善玉菌)も死んでしまうので下痢などの症状が
出やすくなります。
その為ヨーグルトなどで腸内の細菌を補充してあげてください。