タイトル | : 往復航空券 復路破棄 | |
投稿日 | : 2008/03/04(Tue) 15:12 | |
投稿者 | : 元旅行会社 社員 | |
ホスト名:218.208.226.104 |
> > >正統派旅行屋さま、その他どなたでも
> 便乗質問ですが、よろしければお教えください。
>
> 一度チェックインした場合、そこで記録されたフライトについては放棄すると飛行機の離陸を遅らせる(爆弾を預けて逃げる可能性があるので、荷物をさがして、あれば降ろす必要がある)のでしてはいけない(具体例をいえば、経由便の往復チケットの場合、かってにオープンジョーにしてはいけない)ということは理解できるのです。
>
> しかし、このツリーに出ているような、往復切符の復路を放棄する場合、なぜペナルティをとり得るということが言われているのでしょうか(お金を払うのだから、乗ろうと乗るまいと勝手ではないか?と思うのですが。当日販売との関連でno show 数の推定がしにくくなるからといったことが理由なのでしょうか)?
>
> 事実上コスト倒れにおわるから、ペナルティ回収は行われないと思いますが、せっかくの機会なので、誰がどういう根拠や利害からそうするといっているのか、知りたく思います。
>
> 旅行社の販売員さんに聞いたことがあるのですが、きちんとした答ができる人がいままでいませんでした。。。
往復航空券の復路放棄について
航空会社は有効期間 事前購入など一定の条件を設定し
割引料金を提供しています。 復路を放棄は、航空会社にしてみれば
契約違反と考えることもできます。
なぜなら 片道利用であればもっと高額な航空券を販売できたからです。
実際差額が請求されるかについて
答えは 請求される場合もあるということになります。
(請求される場合の方が少ないですが)
請求されるケース
旅行会社と航空会社の取引において、往復予約便を利用して始めて
旅行会社にKBが戻る場合 旅行会社は消費者に値引き販売を
しているので 旅行会社が損害を受けることになります。
10万円を超えることもあります。
航空会社が契約違反として、発券した旅行会社に差額を
請求する 3区間以上必要なパスを2区間利用して
残り一区間を利用しない場合等
なお日系航空会社の正規割引航空券では
差額請求はありません
アメリカの国内線では、このようなことは契約違反で
差額を請求すると航空会社ホームページに記載してあります。
​hhttp://www.aa.com/content/customerService/customerCommitment/condit...​
仮に利用しない区間の予約をキャンセルしても
イーチケットでは航空会社が航空券の未使用区間を把握していますので
いつでも請求を起こすことは可能です。
旅行会社で発券した航空券であれば、航空会社は旅行会社へ請求します。
利用者の復路放棄により、発券旅行会社が損害をこうむることもありえますので、復路放棄はできるだけ避けてください。