タイトル | : Re: リンギ安 | |
投稿日 | : 2015/08/15(Sat) 00:45 | |
投稿者 | : マレー人 | |
ホスト名: |
言われるとおりで、為替介入で外貨準備金を使っています、さかのぼれば8/13 8/3 7/15 7/13 7/9 とリンギ買いドル売りをしたようです。 中国の「元」の切り下げ介入でのRM介入は8/13のみ、それ以前は米国IMFの利上げが近づく事での海外からの投資がドルに戻る動きでRM売りが続いた為です。 今後は中国の「元」切り下げ介入は後5%位すると言われていますので合計10.6%の切り下げになるから、まだ影響が月末まで続くでしょう。
ナジブの政策方針が1年半前に中国との貿易額を26%から上げると発表しました、それ以降35%以上にはなっていないように思うのですが、これでも傷が大きくなったのでしょうね。
原油価格は本日は42.58$/バレル(WTI原油価格=NYM原油価格)まで値下げされました、オペック主導者のサウジが減産しないための値下がりですが先日サウジが減産をすると発表しましたがイエメンとの戦火が拡大で戦費獲得の国債発行をしたので減産が流れる可能性もあります。
マレーシアは原油価格の下落に対して3月の予算組み直しで60$/バレルで平均すれば何とかしのげるといっていましたので通年で原油価格が60$になるかですが半期が来て60$になっていないから通年でも無理でしょう。
大きな要因のIMF金利上げが9月以降年末までのどの時期に上がるか、またどれくらい上げるか
でRM売りのドル買いでどれほど下がるかです。IMFは少し上げて様子を見るようです、理由は中進国からのドルの逃避で世界の景気が大きく減速することでの米国への景気減速反動を防ぎたいからです。
上記のような世界情勢の影響でマレーシアからドルが逃げていく事がRM安の原因になっている
ので今後の予測も非常に難しいようです。
私の考えは2016年後半までRMの回復は難しいがその頃には1ドル=3.5RM前後に戻ると踏んでいます、前提は中国の経済の落ち込みの軟着陸、2015年末のドル利上げでの混乱の落ち着き、原油価格の60$/バレル前後での推移安定がその頃になるのではと言う考えです。
まはてぃーるさんへのアドバイスとして、私も沢山のRM預金をしていますが金利4%は期間が長いと思うので1ヶ月定期で預けておきいつでも日本に送金できるようにしたほうが言いとおもいます。2008年のリーマンショックでの銀行破たん騒ぎの国の預金保障1人(名寄せで)5万RMと言うのがありましたが最悪そうなるかもしれないので・・・・