タイトル | : Re: ペナンの学校について | |
投稿日 | : 2009/07/04(Sat) 15:54 | |
投稿者 | : 同感! | |
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私もぶたまるケンタさんの意見に同感です。
一番大切なのは、お子さんが、しっかり自分の足で歩き、自立していける子供になることだと思います。
母国語は確かに大切なので、フォローは必要だと思いますが、どんな状況であれ、くじけずに頑張る気持ちを持って生きていける、たくましい子に育てば、何語を操ろうと、いいのではないでしょうか。
日本人で、母国語が他言語になっていても、立派に活躍されている方はたくさんいらっしゃいますよね。
確かに、Kaobalさんの意見に代表されるように、日本社会は、日本語を喋れない人に対して排他的です。
逆に、日本語を流暢に喋れる人に対しては、不思議に仲間意識を抱くようです。
200年間の鎖国時代に作られた特徴なのでは、と指摘する知識人もおられますね。
残念なことに、日本国内の各大学も、未だに、日本語のできる留学生以外はほとんど受け入れをしていません。
よって、日本の大学に進学を考えておられるなら、ごく一部の、フォローアップを望める大学以外への進学は、相当の努力を要するようになるかもしれませんね。
それゆえか、特に最近の海外子女教育財団の意見は、母国語を大切に、という流れに偏っているようです。
けれども、どのような言語を操り、思考していくかどうかは、結局は、家族および本人の能力と意思にかかっていると思います。
軽く英語が喋れるようになればいいな、というくらいの気持ちでインター校に通わせると、後で大変なことになる可能性も高いと思います。
親御さんも、自分も勉強しなおすくらいの気持ちで、頑張らなければ、虻蜂取らずになるかもしれません。
でも、インター校には、日本人学校に通っていては味わえない、色々な経験が待っていますし、世界は広いということを、身をもって経験しますから、それも魅力的ですよね。
10年以上後のことを考えて、今を選択するのは、とても難しいことですが、未来予想図を描いて、それに近づくための手段として、学校選びができれば、それでいいのだと思います。
昨今の、少子化、老人率、および若者の非就職率の高さ、ゆとり教育の弊害、などを考え合わせると、日本語を学び、日本の社会の中だけで生き、日本のために働いていれば、世界でもそれなりに認められてきた時代は、この先長くは続かないかもしれない、という危機感もあります。
結局のところ、他人には、「ペナン移住予定」さんのお子さんや家族のことは、本当のところはわからないので、お子さん達のために、最適と思われる選択をしてあげてくださいね。