2016年01月18日 19:02 JST配信
【クアラルンプール】 マレーシア警察は過激派組織、イスラム国（IS）に関与したとしてマレーシア人4人を逮捕した。カリド・アブ・バカル警察長官が発表した声明によると、逮捕者のうち一人はトレンガヌ出身で、シリアのISメンバーからの指令を受けてマレーシアにおいて自爆テロを計画していたとして、軽便鉄道（LRT）セティアワングサ駅の駅で逮捕された。
インドネシアの首都ジャカルタで自爆テロが起きたことを受け、マレーシアではテロ攻撃が起こる可能性が高まったとして警察や政府が警戒するよう呼びかけている。
バングサやパブリカ、ブキ・ビンタン、KLタワー、ソラリス、ランカウイ島など観光スポットも狙われる可能性が高いとして、政府と警察はセキュリティを強化させている。
ソーシャルメディアやメッセージサービスで、テロが行われる可能性がある場所として様々な噂が流れたことから、警察は国民に対して安易に信用しないよう求めた。
|