大使館からのメールです。 ------------------------------------- 8月29日(土)、30日(日)の両日、クアラルンプール市内中心部にて市民団体「Bersih」が計画中の大規模デモに関して、依然、各種情報が錯綜している状況にあります。
デモ主催者の発表によりますと、今次デモは8月29日から翌30日にかけて開催され、クアラルンプール市内のSOGO、National Mosque、Pasar Seni、 Brickfields、Dataran Maybank の5か所にそれぞれ集合し、Dataran Merdeka に向けて行進する旨を発表しています。
本件デモを巡っては、反対勢力が29日に「対抗デモ」の開催を発表(その後、延期する旨を発表)したほか、デモに参加する華人系マレーシア人に対し危害を加える旨を記したビラがクアラルンプール市内で見つかるなど、不測の事態が発生することも否定できない状況です。
従いまして、在留邦人及び当地へ滞在中の皆様におかれましては、各種ニュースをよく視聴して情勢把握に努められるとともに、特に29日については事態が急速に変化(悪化)するおそれがあることを十分認識し、殊更に人々が集まっている場所やスローガンを叫んでいる現場には近づかないようにご注意してください。
併せて、かねてからご案内のとおり、万一、デモや集会に遭遇した際に携帯電話をはじめとする撮影機器等にてその模様を撮影した場合、警察官の職務質問や警察署への任意同行を受ける可能性が非常に高いので,重ねてご注意してください。
なお、今回のデモでは、「Bersih」支持者の多くが黄色のTシャツを着用する一方、「Bersih」に反対する勢力は赤色のTシャツを着用する見通しです。 従いまして、黄色や赤色の衣服など、「デモ関係者と誤解されかねない服装」にはくれぐれもご注意ください。
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