タイトル | : Re: 中華食材のローカル名を教えてください | |
投稿日 | : 2009/03/20(Fri) 23:17 | |
投稿者 | : 料理は下手ですが | |
ホスト名:60.49.113.255 |
> ローカルのお醤油は、ドロットして甘いっぽいのをキチャップと呼んで使っていると思っていたのですが、他にもあるのでしょうか?
ドロットしているとおっしゃっているのは、中国語で「晒油」と併記されている「ダーク・ソヤソース」のことだと思います。
これは、福建麺(ホッケンミー)などを作るときに使われますが、このお醤油で味をつけるわけではなく、塩・砂糖・「ライト・ソヤソース」などである程度味つけをした後、独特の風味と色づけを目的に使用されるようです。ホッケンミーの作り方をローカルの人に教えてもらった時に「くれぐれもダークソヤソースは入れすぎないように、、、」とアドバイスをもらいました。量が多すぎると苦味が出るようです。
ローカルの人が普通に「お醤油(広東語でシーヤウ)」と呼んでいるのは、先日ご紹介した「ライト・ソヤソース」、中国語で「生抽」と書いてあるほうです。
こちらは、肉・魚・野菜・卵料理と何にでも使えますし、チャーハンの隠し味など日本のお醤油と同様の使い方ができます。日本のお醤油と違いほんのりと甘みがあるので、他の調味料と合わせなくても単独で使っても結構良い味が出ます。生姜やニンニクと相性がいいので蒸し料理・炒め料理の際にはぜひ生姜の千切り・みじん切り、ニンニクのつぶしたものやみじん切りと合わせて使ってみてください。
なお、こちらで外食するとチリやニンニクのみじん切りと一緒に小皿で出てくるものは、この「ライト・ソヤソース」です。
現在我が家では、このライト・ソヤソースは「李錦記」の<特級鮮味生抽>というのを使っています。親戚の者が「マギー」のものも良い味だと言っていたので真似して買ったこともあります。他には、イポーで作っているという「蘭花」というブランドのものが美味しいと紹介してもらい使ったこともあります。味音痴なので、私には結局どれがよいのか分かりませんが、キャップのつくりが、「李錦記」と「マギー」は近代化?していて使いやすいので気に入っています。「蘭花」は昔風のビンの口そのままなので、取り扱いがちょっと面倒です。(でも、昔っぽい方が美味しいような気もします。気のせい?)
ライト・ソヤソース、ぜひお試しくださいね。