タイトル | : Re: ペナンの学校について | |
投稿日 | : 2009/07/04(Sat) 18:24 | |
投稿者 | : sasa | |
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ちょっと話がそれてしまうかもしれないのですが・・・
知人に子供時代から高校まで、とあるアジアの国のインターナショナルスクールで育った人がいます。
本人や親御さんの努力で、日本語の読み・書き・話しもしっかり勉強していたようで、大学は日本の大学、卒業後は日本の超大手企業に就職して、本人も回りも一安心。
しかし・・・・日本の企業の組織の中ではどうも上手くやっていけなかったようです。上司からは生意気だの、己を知らなさ過ぎるだの、その発言は10年早いだの、ここは外国じゃない日本だ、だの・・・。
要するに、多感な時期に受けた教育とか、自分自身をまっこうから否定されるような扱いで、非常に居心地が悪く苦しかったらしいです。
そんな中では長く続くはずもなく、辞めたはいいけれど次の働き口でも同じようで、次にやっとみつけた自分に合う自由な社風の会社は給料が以前の半分近くで生活が豊かではなくなり、
結局、国際結婚した嫁(アメリカ人)の故郷へ渡米したは良いけれど、今度はやはりアジア人としての差別みたいなものがあり、アメリカ人と対等に・・・・というわけにもいかず、今は嫁の実家の雑貨店の店員をやっています。
私は言葉の問題よりも、社会の組織のあり方とか、考え方の相違とか、そういう違いに精神的に順応できるかできないかのほうが重要なのかな、と思いました。